中公文庫<br> パリの秘密

個数:1
紙書籍版価格
¥691
  • 電子書籍
  • Reader

中公文庫
パリの秘密

  • 著者名:鹿島茂【著】
  • 価格 ¥691(本体¥629)
  • 中央公論新社(2012/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122052970

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

パリに居座るゲニウス・ロキ(地霊)は、多くの秘密を生む――エッフェル塔、モンマルトルの丘から名もなき通りの片隅まで。数百年の時を経てなお、パリに満ちる「秘密」の香りは遊歩者(フラヌール)を惹きつけてやまない。夢の名残を追って現代と過去を行き来する、瀟洒なエッセイ集。

目次

エッフェル塔
サン=ジェルマンの犬市場
オペラ座のミツバチ
バスチーユ広場の象
セーヌ河岸の古本屋
“植物園”の熊
ゾーン、夢の郊外
ボブール界隈のバブル景気
ケールの女神像
オルセー河岸の水泳学校〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りえこ

17
読みやすく、興味深かったです。地下水道の事とか、もっと知りたいと思いました。2017/02/18

Shin

16
こちらはパリ出張の帰りに読了。新聞に連載されたコラムをまとめて本にしたということもあり、行きに読んだ石井洋二郎氏の『パリー都市の記憶を探る』に比べると軽い読み物ながら、少し街を歩いた(ランニングもした)帰りにさらさらと読みつつ旅情の余韻を楽しむには良い本だった。2019/11/16

KF

8
3日かけたかなぁ。フランスには行った事が無いし言語も今季始めたばかり。街についての興味も深く無くフランス語も次回ラグビーW杯だけが目当てなので街にも歴史にもなかなか深入り出来ない。同じラテン語でもスペイン語よりしんどい。スペインにもそれ程は強い関心も無いんだが…せめて各エッセイの解説要素として地図であるとか現地の写真であるとかが掲載されているとぐっと入り込めたのでは無いかとも思ったがその辺も無し。それでいて読者はある程度マニア的興味有りが前提になっている様子だった。今の所、読者として不適切だった。2021/07/10

itosan04

6
ブラタモリにも似た軽い歴史散歩もの。ただしパリでそれをやると非常に興味深いものになる。パリという街の歴史的な厚みは普通ではない。2016/10/26

yendows

5
パリについて殆どしらなかったのですが、散歩しながら、歴史を探るというスタイル、特にジョルジュ・オスマン以前の町を夢想するというのは実際おこなったら、タマらんのだろうな。と思わせてくれた。良い旅行ガイド。2013/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/379176
  • ご注意事項

最近チェックした商品