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内容説明
努力をしてもそれが正当に報われない現代。苦境を打開しようとあがき、もがくほどに状況は悪化の一途をたどる、そんな経験をした人は少なくないだろう。「頑張っているのに」「力を入れているのに」うまくいかないのはなぜなのか? 麻雀の裏プロの世界で20年間無敗の伝説を持ち、雀鬼と呼ばれた著者によれば、そんな蟻地獄から脱出するためのヒントは「努めて力まない」やわらかな生き方にある。執着から離れ虚心に生きることで、逆にツキが巡ってくることがある、そんな雀鬼の気付きの世界。これは「努力」というトラウマからの“解放”の書である。【目次】はじめに/第一章 「努力しない」から、いい結果になる/第二章 「何もない」から、満たされる/第三章 「求めない」から、上手くいく/第四章 「つくらない」から、いいものが生まれる/第五章 「計算しない」から、負けない/あとがき
目次
はじめに
第一章 「努力しない」から、いい結果になる
第二章 「何もない」から、満たされる
第三章 「求めない」から、上手くいく
第四章 「つくらない」から、いいものが生まれる
第五章 「計算しない」から、負けない
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
78
多分、老子の思想に通じるのだろう。古武道の甲野善紀氏が「居つく」という表現を使っていたが、それが桜井氏の言う「努力する」「「頑張る」「磨く」「相手を読む」「熱くなる」などの状態に見合う。全身を緩め、相手を感じるままに応じる、まさに達人の域にあれば、麻雀も負けない、生きることに汲々としない。見るより聞くことが、本能に近く信頼する。それは聞くより、嗅ぐ、味わう方がさらに本能に近いかと。「味わい深さ」という語は、そこにある。「表だけで生きない」まさに生身を持つ凡夫は、誰も煩悩から離脱できず、受け止めて生きるのだ2011/02/27
どどいち
64
タイトルに興味を持ち、一読しましたが、力を入れない・考えない・先を読まないなど、逆転の発想が結果的にうまくいっている。作者は努力しないと言ってはいるが…。2016/03/12
あんちゃん🐳
20
こ~れは右脳の発達した人なのだろうねぇと、読んでいる間中、ぼうっと感じていた。そんな考え方で大丈夫?、それって具体的にどうすれば?と「?」を抱えながらの読書。著者の感覚で語られる言葉が多く、マニュアルとはなり得ない本書。でも、「『分からない』という状態は生きることを豊かにする魅力的なこと」という著者の言葉に、忘れていた感覚を思い出した。いつの間にか私も、努力すれば報われるという功利主義的な努力観に縛られ、報われない努力を恐れ嫌って、挑む気持ちや遊びのような感覚を忘れていた気がする。ちょっと心が軽くなった。2020/12/24
檜村
19
余計な力は不要ってことです。たしかに無駄な努力をする必要はない。2017/05/12
魚京童!
18
何もないから充たされる。2015/03/28
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