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内容説明
価値の源泉が組織から個へ回帰していくネットワーク型社会では、リーダーの価値観を反映した想いだけが人を動かす原動力となる。単なる組織目標にとどまらないビジョンをいかに獲得するか、そのビジョンをどう共有するか、ビジョンを実現するための実践手法とは何か。これから求められるリーダーシップのあり方を提示する。
目次
第1章 ビジョナリー・リーダーとは何か―組織の成果を最大化するビジョンの力(ビジョンなくしてリーダーシップは発揮できない リーダーシップを構成する2つのプロセス ほか)
第2章 なぜビジョナリー・リーダーが求められるのか―いま時代は「階層型マネジメント」から「ネットワーク型リーダーシップ」へ(過剰なマネジメントがもたらしたリーダーシップの欠落 自律的な生き方を実践するチャンスが訪れた ほか)
第3章 ビジョンを構成する3つの要素―「Will」を核として「Can」と「Must」を整合させる(「Must、Can、Want」のフレームワークを活用する 3つの輪が重なり合うことの重要性 ほか)
第4章 揺るぎないビジョンをいかに獲得するか―「Will」を発掘し、自らのビジョンを創り上げる(Willはリーダーの生きがいが反映されたもの 「在りたい姿」を設定するための3つの条件 ほか)
第5章 ビジョナリー・リーダーの実践―ビジョンを実現するエンパワーメント・リーダーシップ(創り上げたビジョンを展開していく エンパワーメント・リーダーシップという考え方 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
abekinu
5
よく自分のビジョンを見つけることが大切と言われているが、なかなかこれというものが見つからなかった。この本では自分のビジョンの見つけ方について詳しく書かれており参考になった。大それたビジョンでなくても良いのだ。余談だが一例で知り合いのケースを挙げていた。載っていたことにもびっくり2014/10/26
シカマル
2
「ビジョン」の大切さ。それを「送り続けること」の大切さ。自分のwillを見つけるために、過去の体験を振り返り、深掘りすること。自己との対話。2015/03/01
たにのぞ
2
ビジョンなくしてリーダーシップは発揮できない。まさにそのとおりだと共感した。ビジョンはリーダーシップだけでなく自己実現していくうえでも大事だと思う。2011/08/05
issy
2
MUST(ニーズ)やCAN(シーズ)の前に、まずWILL(ビジョン)を意識せよ。ビジョンは、在りたい姿(be)→やりたいこと(do)で構成される。過去、現在、未来の自分を思い出し、想像し、ビジョンを明確化すること。ビジョンを表出させ、人を動かし、事を為していく人が、ビジョナリーリーダー。2010/12/07
hiiiroki14
1
★★★★☆ リーダーシップに関する本というとテクニカル的なことに終始するケースが多いが、 本著では、そのベースとなるビジョン(どう在りたいか)も持つことが重要であり、その持ち方について語られている。2016/08/09