朝日新書<br> 対決!大学の教育力

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朝日新書
対決!大学の教育力

  • 著者名:友野伸一郎【著】
  • 価格 ¥779(本体¥709)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022733252

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内容説明

偏差値・ブランド力に頼らない大学選びの新たな指標とは?大学は「教養」で選べ!大学の真の実力は、いまや「教養教育」の充実度で測れる。専門知識よりも、むしろ教養=人間力が問われるようになった昨今、優れた教育とは何か。東大vs.京大、早稲田vs.慶応をはじめ、各大学の「教養教育」「初年次教育」を比較、大手予備校・河合塾の全国調査をもとに、現在の大学の教育力を徹底分析する。

目次

第1章 なぜ教養教育と初年次教育が重要か(大学を何で選ぶか;教養とは何か ほか)
第2章 教養教育から大学を見る(教養教育のどこを見るべきか;国立大学の教養教育のどこを評価するか ほか)
第3章 初年次教育から大学を見る(初年次教育のどこを見るか;進んだ大学・学部の初年次教育 ほか)
第4章 学生、教員、職員を変える教養教育(教養教育や初年次教育を個人でどう調べるか;教養教育がタフな学生を育てる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

56
大学を何で選ぶか。という内容の1冊。大抵の学生は偏差値、学部、ブランド、地元、就職実績などなどそれぞれ大学を選ぶ際何らかの基準があって選ぶ。本書はその中の「教養」という所を注目した1冊。教養は定義が難しく、時代や教授、国によって様々。/古代ギリシャ、古代ローマの「教養」(めんどくさい)。一橋大学元学長の「教養とは自分が社会の中でどのような位置にあり、社会のためになにができるかを知ってる状態、あるいはそれを知ろうと努力している状況」2019/09/23

gonta19

3
2010/3/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2010/3/20~3/23 河合塾の教育研究調査をもとに各大学の教養教育課程での取組みを徹底分析した内容。大学新入生の学力をいかに伸ばすか、で大学の実力を測るべき、という著者の主張はもっとも。大学教員の多くが研究に主眼を置いており、教育、特に教養課程に相当する教育をしたがらない、という現状分析もその通りであろう。また、そういった部分に力を入れても大学教員としては評価されにくいというところもその通りであろう。後半で「対価がなければ大学教員も働かない。2010/03/23

ripurou

1
現在の大学教育がどうなっているのかという興味で購入。新卒者が毎年職場に入ってくるが、「学びたければ学びなさい」では何も得られない。大学で“人間力”が少しでもついてきてくれれば、卒後教育はかなり楽になるなぁとこの本を読んでて感じた。受け身の子多いからなぁ。 基礎教育も専門教育も充実させて欲しいものです。頑張れ、大学!!2010/04/06

TOMTOM

1
社会人基礎力の育成から始まり、初年次教育での視点など、論理的に進められていて読みやすかったです。調査レポートとヒアリング調査と本来はもっとボリュームある本なんだろうなぁと。教養教育への注視、初年次ゼミなどの着眼点も納得。初年次教育の取り組みに大きな示唆を与えてくれる一冊です。2010/03/22

たぬき

1
へぇそんなに違うのかい2010/03/14

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