小学館文庫<br> 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

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小学館文庫
下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

  • 著者名:嶽本野ばら【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 小学館(2015/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094084849

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内容説明

ダメ親父のバッタもの商売が原因で尼崎を追われ、茨城県は下妻に引っ越してきたロリータ少女・竜ケ崎桃子は、絶滅寸前のヤンキー少女・白百合イチゴと出会い、ふたりは無二の親友となった(ここまで前作。ただし、親友について桃子は認めていない)。桃子は、大好きなブランドBABY,THE SHINE BRIGHTでモデルをやるようになっていたイチゴと、連れだって代官山へ行くようになっていたが、ある日いつものように高速バスに乗ると殺人事件に巻き込まれ、足止めを食らってしまう。殺されたのは歌舞伎町のヤクザの幹部。アリバイがないのと疑惑たっぷりの見た目で、イチゴに容疑がかけられる。桃子探偵は真犯人探しを始めるが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

46
釘バットで頭殴られかけた警備員のセイジさんも、脅されて捜査状況を聞き出される刑事さんも(あら韻を踏んだかしら?)徹夜明けの女の子を連れ回したりするからそんな目に合うのよ!おバカの包囲網に合うロリータちゃんの桃子が、ヤンキーのイチゴと殺人事件に遭遇し、うっかり解決しちゃう。桃子はロリ服作るのも良いけど、警察に就職してロリータ刑事とかになったら面白いかも。あ、高校卒業できないから、無理だった(⌒-⌒; )2016/03/07

もっしゃん

35
嘘つきで性悪の孤高のロリータ「桃子」と、ちょっとおバカで純情な絶滅危惧のヤンキー「イチゴ」は口喧嘩しながらもいつも一緒だった。ある日、二人は東京帰りのバスで発生した殺人事件に巻き込まれてしまい、しかもイチゴは容疑者に…。どうしてもインパクトは前作の方が上だけど、相変わらずの破茶滅茶な展開にキラリと光る自分の美学はやはり下妻物語!さらに未来への希望と葛藤、恋愛と友情に揺れる想い、ちょっと成長した2人に、最後はウルっときた。大好きな作品だったから完結編って銘打って欲しくなかったかな2018/07/12

りりす

29
「戦う前に、あれこれ理由を並べ立てて、無理だって自分を納得させて、結局は逃げたんだ」「皆が思ってるより、人生は、生きることは、チョロいもんなのさ」これも読書メーター登録前に読んでいて、再読。推理のくだりは、同作者『金脈』と同じでちょっとたるいのが少しネックなんですが、やっぱり好きだー。なんで映画化しなかったの、なんでこれで完なの。もっと見たかったなーと思うと悲しい。ラストは感動したなぁ。桃子イチコは勿論だけど、魅力で言えば、おばあさまが作中一番魅力的だと思います。ラピュタのドーラさんの様に、外せない人物。2015/02/07

ゆずぽん

19
再読。「下妻物語」の完結編。こちらはミステリーです(笑)強烈なキャラばかりなのに、なぜかみんな道徳的で気持ちいいです。ずーっとニヤニヤしながら読み進めラストに涙・・あぁこれで本当におしまいって凄く寂しいな。そして、どうして完結編は映画にならなかったのでしょうか、見たかったなぁあの二人で。2016/06/16

た〜

19
面白い!前作も面白かったけど、さらに面白い。ノリノリでかましまくってたっぷり笑わせてくれる。あらすじからしてミステリー展開かと思ったら、ただの小道具なのね。ところでイチゴさぁーん、そのオチあまりにも斜め上のそのまた向こう側でしょう(爆笑) その後の展開は、不覚にもけっこうウルッときました2015/09/06

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