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内容説明
マーケティングマインドとは、顧客に「買う理由」を提供すること。顧客に喜んでもらいたい、驚いてもらいたいという気持ち、すなわちマーケティングマインドを常に忘れないようにすれば、顧客に「買う理由」を提供できるようになる。
例えば、BMWのチーフデザイナーは「どんな車に乗りたいですか」と聞くのではなく、7シリーズのような高級車に乗るのはどういう人なのかを徹底的に考え、その人たちが求めているデザインを想定する。
「BMWは顧客の声を聞かない」「ユニクロのターゲットは広くて狭い」「経済危機で売上を伸ばしたウォルマート」……。
豊富な事例、エピソードから、マーケティングの重要なテーマ、キーワード、そして新たなトレンドを学ぶ「教科書」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろぶくん
10
人が移動することにより消費が生まれるとしたら、コロナ禍で何がつらいかというと人の移動が制限されたというその一言に尽きる。移動ができない中、何かを買おうとするとネット通販が伸びるのは当然と言える。運輸業・旅行業・飲食業が大打撃を受ける一方で、最高益を記録している企業も多数存在する。消費全体のなかで3割ぐらいは、根本的な見直しが迫られるのだろうか、という状況の中で何か参考になりそうなものはないかと読んでみた。体系的に学ぶ本ではないが、いくつかヒントになりそうな箇所はあった。2020/11/22
EGO--
7
日本のビジネスにおいてマーケティングの考え方が欠如していることを問題とした本。この問題に対してマーケティングとはどういうものかを簡単に具体例を用いて説明し、またマーケティングの考え方ができるようにはどういった習慣を身につければ良いかを説明している本。マーケティングとは消費者目線になることから始まる。そのためにどれだけ周囲のものをみる習慣をつけることができるか。どのように見ればいいかというテクニックに関してはとても勉強になった。マーケティングに関してはあまり詳しく書かれたわけではなかった。2018/10/03
nchiba
5
ストイックに現代のマーケティングについて語った本。セールスにはマーケティングマインドが必要というのを読んで、これはどんな仕事にも当てはまるかもしれないと思った。自分の仕事に生かしたいと思う。2016/11/12
ちくわ
3
マーケティングを考える上ではめりゃくちゃ良い本だと思う。つまるところは、顧客のニーズをどこまでイメージすることができるかってとこなんだが、相当頭を使って考え、想像しないとそんなのはわからん。単純な言葉だけでニーズを表現した「気になる」ことは簡単だけども、それをビジネスにつなげていくことがいかに難しいことか。本書では、実際の企業での経験を踏まえてこの辺りが論じられているからか、説明がわかりやすい。論理的思考力だけでは足りない「想像性」はどう身に着けていくべきなのだろうか。2019/02/06
RASCAL
3
すごくわかりやすいマーケティングの解説本。入門書として最適。2013/05/24