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内容説明
三手先を読む、三日先を予想しない/運の差じゃなくて、運をつかむ実力の差/負けない手を打っていては絶対に勝てない/いま持っている力は温存せずに早く使え/最終局面は反射神経が勝負を決める/画期的なアイディアはハイリスク/目先のことを一回否定してみよう……。
斯界で各々頂上を極めた棋士と冒険家。その異能の才が織りなす至言の数々に驚き、学び、愉しむ、珠玉の対談。冷静と熱情、至言と雄弁、すべてに対照的な二人が、相通じる勝負の「決断」を糸口に語る「問題解決力」とは? 勝負に、人生に、そして家族と、畏友はどのようにして、さまざまなハードルをクリアしてきたのか……。
目次
はじめに 野性の勘を持っている、白石さん(羽生善治)
序章 勝負師と冒険家
第1章 少年時代の夢は必ずかなえろ
第2章 ヨットと将棋の共通点とは
第3章 危機からの脱出法
第4章 社会に対して価値を生み出せ
あとがき 頭脳のアスリート、羽生さん(白石康次郎)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
20
ヨットレースの白石さんと将棋の羽生さんの対談。二人はリードする白石さんとそれに応える羽生さんといった感じで違ったタイプだからこそ上手く回っていく気がした。2017/09/22
ライアン
7
白石さんの言う「羽生さんは中庸」この言葉が一番物語っていると思う。羽生さんの「意識的にアクセルを踏むようにしないと自然と減速」というのはずっと第一線で頑張っているだけに説得力がある。2014/11/03
Hitoshi Hirata
3
すばらしい名著。 羽生さんの『自分の想像しない姿になっていたい、という願望が常にあるんです。年を重ねてくると、だんだん見えてくるというのがいやなんですよ。来年一年はこんな感じじゃないかな、と見えてしまうのっていやですねえ。だから思っている姿と違う姿になりたい、というのはすごく強く思います』 白石さんの『迷ったら、やらないほうがいい。もうやるときはやっちゃってるんですよ。何も考えずに。つまり、どうしようかなというときは、やらないほうがいいです。もうその時点で迷ってるんだから』 だけ読むのでも価値がある。2017/08/01
coppe
3
白石さんは自然と機械を相手にしている。羽生さんは人と棋理を相手にしている。私は人と機械を相手にしている。印象に残るのは白石さんの「迷ったときはやらない。」と羽生さんの「負けない手を選ぶと勝てない」。2017/03/29
の
3
羽生さんはすごい格闘家のように構えないのが構えなんだな…。白石さんのお話も面白い。2人のマッチぶりも素晴らしい。夫の会社の人が2人をマッチングさせた件にはちょっとほっこり。2017/01/06
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