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内容説明
「怖い」「騙される」「手を出したら人生終わり」――。そんなイメージが先行する商品先物市場の世界。しかし、それは市場の役割やしくみを理解していない人が多いために生じる誤解である。企業でも個人でも、リスクを減らすために商品先物市場を活用すべきなのだ。そして、あなたが思っている以上に商品先物市場は私たちの生活に影響を与えている。金や石油、とうもろこしは、私たちの財布に実際どのような影響を与えるのだろうか。そこで本書では、30年ぶりの活況に沸く先物市場の基礎知識をわかりやすく解説。取引の際の注意点はもちろん、リスクヘッジなどビジネスマンなら知っておきたい活用方法も指南していく。この一冊で、あなたの経済観がさらなる広がりを持つこと間違いなし!!
目次
商品の時代(マスコミの原油報道のはてな? 商品市場は、存在意義があるのか? ほか)
商品市場とは何か?(商品先物市場にはモノがない? 時代劇でお馴染み大岡越前に遠山の金さん? ほか)
商品市場のしくみ(商品先物取引の特徴 商品先物取引のしくみ ほか)
商品市場の役割(価格変動リスクのヘッジ機能 資産運用機能と公正な価格の形成・発信機能)
商品価格高騰の背景(商品価格はどのくらい上昇しているのか? 商品価格高騰はヘッジファンドのせい? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
先物取引というとなんとなく危険な匂いを感じるひとが多い.確かに大きな金額を扱うので,損をした時の被害は甚大なものになる.しかし,リスクをヘッジする方法はしっかりと用意されており,初心者にも入りやすい形もできている.2010/05/07
Mikatas
1
コモディティは実需の投資家がいて、有価証券とは雰囲気が結構違う。金の延べ棒の現渡しにまで言及あり。マニアな世界。2020/06/06
hijklmno
1
リスクヘッジの大切さは経営の観点から言ったら絶対必要なんだろうけど,絶対に守らなければならないもののない私にはまだまだその大切さは理解できない気がした.2010/06/09
lokkyu
0
為替に似て、各国の情勢に反映されるところが面白い。数値の変化から経済状況が追えるんだなぁ。2013/03/06
tadashi
0
ただ危ない物って考えはなくなったけど、コントロール効かないものだから個人の投資対象としては考えものかな。2011/09/30