内容説明
30歳目前の売れない俳優に、突然大役の話が持ちかけられた! それは日常でベストセラー作家“本多レオ”を演じるというもの。戸惑いながらも成功してみんなを見返したいという思いから、その得体の知れない話を引き受けてしまう。ゴーストライターの書く小説は次々と大ヒットとなり、本多レオは一躍有名に! 富と名声を得たが、気がつけば本当の自分の人生はどこにもなくなっていた。次第にエスカレートするプロジェクトはノーベル賞を前にあらぬ方向へ……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zazo嶋
2
講談社Birthシリーズ。やはりアィデア先行で小説として欠けたまま読まされた感は否めない印象を残すのがこのBirthシリーズの主旨なのではないか? と本気で思うようになってきた。それならそれでいいのですが1000円もする定価設定はいい加減に勘弁して欲しい。このシリーズって評価されてるのかしらね? 10〜20代に限定した応募なので感覚的に自分が理解や共有出来ない部分が多いのは分かっているんですがあまりにも思いつき先行で見切り発車感を感じたまま読むのは結構シンドい。今作も色んな事が安着かつ社会で働いた事ない2010/03/22
kujira
0
星新一とか筒井康隆とかがこれと同じネタを考えたとしたら、きっと軽妙で皮肉の利いたショートショートに仕立ててくれただろうと思う。何ていうか中途半端。現状だと「あれどうなったわけ?」「この設定忘れてない?」という取りこぼしが散見されるので描写が不十分に感じる。ていうかラストの崩壊の一歩、あそこまでまぜこぜだったらもう別作品認定されて、晒し上げたライターが私怨乙されるだけのような気がするんだが。なんていうか作者が頭でっかちになりすぎてる感。もっと推敲してほしい。2011/08/18
chiro
0
もちょっとちゃんと書いたらもちょっとは面白くなるんぢゃないかと・・・
あ、エラそうでスミマセンね・・・2010/10/11
あ、エラそうでスミマセンね・・・2010/10/11