たった5分で「あなたと一生仕事をしたい」と思われる話し方

著者名：小宮一慶

PHP研究所（2012/12発売）

• ISBN：9784569774695
• NDC分類：336.4

内容説明

営業トーク、上司との会話などにおいて「5分でも時間をもらえませんか？」と話しかけたことのあるビジネスパーソンは多いのではないだろうか？　本書では、短い時間から、信頼を築き上げ、一生の人脈をつくる話し方を開陳。話を切り出す前の準備から、5分間での効果的な話し方、そして話す力をどのように磨けばよいかを、著者本人のエピソードをもとに明らかにしていく。内容例を挙げると、◎営業しないで紹介してもらう　◎断られた時こそ、勝ちだと思え　◎駆け引きは一切しない　◎「正しければ」相手が耳を傾けてくれる　◎気配りの正体は論理思考力　◎相手の主張を聞けば、自分の主張が通る　◎聞きやすいところから聞き、相手を褒める　◎テレビを観ながら話すための論理力を鍛える　◎「あなたと話せてよかった」と言わせるほどの感動をつくる等。どんな状況でも会話が続き、相手からも一目置かれる「小宮流ツカミとオチを磨く61の技術」！

目次

０分　話さないで、心を動かす（断られた時こそ、勝ちだと思え　積極的に聞き、頭の中にたくさんの引き出しをつくる　ほか）
１分　ツカミをとる（「あなたと話せてよかった」と言わせるほどの感動をつくる　終わりの時間を宣言することで、安心感が生まれる　ほか）
２～５分　オチを演出する（ＭｏｔｉｖｅからＡｃｔｉｏｎに導くものとは　「正しければ」、相手が耳を傾けてくれる　ほか）
５分後　「あなたと仕事をしたい」と思われる人間関係の築き方（オブラートに包んでも嘘は言わない　ギブ・アンド・テイクは求めない　ほか）
５分間を一生に変えるために―話す力を磨く方法（論理展開と意外性でまとめる　メモをとり、テーマをストックしておく　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kinoko]

3.0点　どこかで読んだようなエピソードが多く、軽く読めた。

2011/02/01

[復活!! あくびちゃん!]

割と軽いタッチの本。最後の章のみ「話す力を磨く方法」が書いてあるが、それ以外はタイトルから受ける“How to”の話では無く、「どのような人なら私達は懇意になって一緒に仕事をしたいか」という点について書いてある。内容的にはごく当たり前の話が多かったが、今回、最初にある「断られた時こそ、勝ちだと思え」という点について、私がその様に考えたことが無かったため、非常に感銘を受けた。

2010/03/18

[サンヨーさん]

たった５分で相手をひきつける方策が様々書かれている。そのどれか、自分でも実践出来そうな事も実践すれば、実際に「たった５分で」ひきつける事が出来ると思った。良著

2010/02/25

[yummy]

まあまあかな…。当たり前のことのようで、実戦となると難しくて。 嘘で固められた営業力よりも、人間力を高めたほうが人生楽しいのだと 再認識した。

2015/07/24

[もものげ]

中学生くらいのときに読む本。こんなタイトルの本を読もうという大人はすでに相手のことを思いやることくらい、普通考える。ただ、時々思い出すためにいいかもしれない。実践できないのもまた事実だから。そして、もう一つ「「あなたと一生仕事をしたい」と思われる話し方」というタイトルには違和感がある。「社会を渡り歩くための考え方」くらいがちょうどいいと思う。

2012/09/23