内容説明
人は心の支えなしには生きていかれません。けれど、間違ったものを心の支えにしてしまうと、かえって辛くなるばかりです。なぜ、不安や焦りにかられてしまうのか? なぜ、満足感が得られないのか? あなたが今、人生を辛いと感じているとしたら、それは、間違ったものに心を向けているからかもしれません。他人にどう思われるかではなく、自分がどう思うかを大切にすると、不安はなくなります人生は試練の連続です。しかし、試練は大きな喜びに至る通過点です。これを通らなければ深い幸せは味わえないのです。「また辛いことが起きてしまった」と感じたときには、「また先にもっと大きな幸せがある」と思えばよいのです。自分の心を見つめ、心をラクにするための心理学。
目次
プロローグ 人は心の支えなしには生きていけない
第1章 母なるものを求める悲劇
第2章 「依存と恐れ」が生きるのを辛くする
第3章 自分を乗り越える
第4章 自分にとって大切なものは何か
第5章 アイデンティティーと心の支え
第6章 トラブルに強くなる
第7章 現実を受け入れたとき道は拓ける
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねなにょ
11
はじめの方は、男性を対象に偏った感じで書かれているので「なんだよォ」と思ったりていたけれど、所々、ナルホドねと納得できた部分も出てきたので、一応、ヨシとしておこうっと。2014/10/01
angela
2
心のバイブルになりそうな本でした!!今の自分の悩み、思っていたことがまさに書いてあった。人は心の支えがあってこそ、何事にも自信をもって取り込む事ができる。私は過去の出来事にとらわれすぎでした。(現在も)けど、過去ばかり見て辛くなってちゃ何もできない。過去を自分で受け止めて、新たな出発をしよう。人生は試練の連続だ。2010/11/05
ええこ
2
本屋さんで立ち読み。誰とでも仲良くできるのは人間ではない。「ロボット」である。嫌いがあるから自分を確立することが出来るんだ。自分は自分なんだ。2010/02/17
いっしー
1
幼少時の体験が、自立に影響がある事を知った。たとえ幼少時に満たされなかったとしても、今まで頑張ってきた自分を評価すれば良いとの著者に勇気づけられた。家族に加え、本も自分にとって心の支えと思った。2016/05/27
てりたま
0
★3.5 2022/02/20