日給6000円の仕事の現場 今日から日雇い労働者になった

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日給6000円の仕事の現場 今日から日雇い労働者になった

  • 著者名:増田明利【著】
  • 価格 ¥1,120(本体¥1,019)
  • 彩図社(2011/10発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883927210

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内容説明

ベストセラー「今日、ホームレスになった」の著者が、体を張って日雇い労働の世界をリポート。
1万円のタネ銭を持ち、日雇い労働&宿なし生活を1ヶ月間、敢行した。
ホームレス、ネットカフェ難民、日雇い労働者……。
彼らはどのような生活を送り、なにを考えているのか?
現代日本の暗部をえぐる骨太ノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
著者が1ヵ月間限定で宿無しの日雇い労働者として生活したルポ。当事者へのインタビューだけではなく、実際同じ環境に身を投じて体験していてとても具体的。とはいえ、本来はきちんと職も家もある方なので、当事者より条件のいい仕事に就けたと思う。日雇い生活に疲れて心が荒んだのか元からなのか不明ですが、当事者に対する目線がとっても嫌でした。体験はしても気持ちを分かろうとしてないのかな?と。出版が5年前なのでだいぶ状況が変わっていると思う。今の状況を知りたいです。2015/03/04

北風

22
ルポライターの30日間の日雇い派遣での仕事ぶりを日記調に書いたものです。食事は極力節約。宿泊はネットカフェか山谷のドヤ。この本の最大の特徴だと思いますが、あきらかに著者の精神状態が途中からすさんできます。自分より立場の弱い人間のことを毒づいたり、テレビに向かって独り言を言ったり。「窮すれば鈍ず」を身をもって体験してくれたかのような本です。 オススメ度:★★★★☆2014/08/23

ショコラテ

20
一ヶ月限定の日雇い&ネカフェ・ドヤ体験日記。それ以上でもそれ以下でもない。日記だ。ひと月とは言え、実際に体験したのはすごいけど、ひと月我慢すれば日常に戻れるからかな、とは思う。ルポライターなのに、取材対象への共感どころか蔑みしかないのってどうなんだろう。「つまらない仕事・誰でもできる仕事」と日雇い仕事を腐すが、代替えの利かない仕事なんてアーティストくらいじゃない?19万稼いで「未来はない」とか…女性の平均収入知ってんのか。いろんな意味で腹立たしい。2018/12/16

Taichi Ishihara

9
セールになっていたので、読了。家無し日雇いでも生活していけるもんだが、これをずっと続けていくのは無理でしょう。筆者は結構、仕事している人をボロクソ言ってますが、単純作業という仕事でも必要な人は必要なんだと思います。Nこうした生活に甘んじている人をどのように、その人が望む生活にしていくのか。しかし、どこの世界でもそうですが、こうした状況でもうまく立ち回れる人、立ち回れない人が出るのは世の常なのだろうと思います。我々だって同じで、現状に文句言ってても仕方がないということです。2014/03/02

Omi

5
4読んでよかった。他人事ではなく、自分も一歩間違えれば、本書のごとく、日雇い労働者になる可能性もあるのだと、大変考えさせられた。日を追うごとに、著者の心がすさんでいくのか、言葉遣いが悪くなったり、決めつけの様な物言いが目に着いたが、これはこれで、大変リアルに感じた。一ヶ月間、著者自身も日雇い労働、ネットカフェ等での寝泊まりを実際に行った事で、リアリティがあり、面白くまとまっている。これからどう生きていきたいのか、考えずに生きて行ったら、行き着く所はどこなのか、考えさせられる一冊となった。2014/08/31

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