内容説明
本書は『つがいの歯車～さいごの王となくした記憶～ 前編』『つがいの歯車～さいごの王となくした記憶～ 中編』『つがいの歯車～さいごの王となくした記憶～ 後編』の合本版です。重複購入にご注意ください。
「無事で帰ってきてね…」異世界の国、カガール帝国の若き皇帝・サジエルの元に嫁いだカナエ。「結婚は義務」と言い放つサジエルの心を動かそうと、カナエは孤軍奮闘し、やがてその努力は報われ二人の心は通じ合う。そしてようやく、愛のある新婚生活がはじまった。しかし間もなく国境付近に無法者たちが集結しはじめ、サジエルはその対策に追われるようになる。王宮の雰囲気もただならぬ様子。ひとり何も知らされず困惑するカナエに対し、サジエルの反応はなぜかよそよそしくて──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呉藍
4
今回はちゃんと起承転結されてて、一巻目ほどのグダグダ感がなくてよかったー。そしてびっくり、キュウってそんな設定あったんだ……明らかになってからの好感度の良さが逆に気味悪いけれども（笑 本筋に絡まないくせにアギの出番が余計にあったり、大事なのに名前だけなマーシャだったり、もう少し作者さんの愛情配分を考えてほしいなあ。2011/08/15
のんたん
3
相変わらず読みづらいけど、気になっていたあれこれが分かっていく過程に引き込まれ、ストーリーは面白かった(*^^*)2015/05/15
もよ
2
トントンと話が進みすぎてる感じ。2011/02/14
autumn
2
う～ん。もうちょっと、深く読みたいかなと。話の進行重視で、登場人物達の感情や行動に読み手が追いついていけないというか。私だけかもしれないけれど。脇役にとてもいい個性の人達がいるのに、いまいち絡まないのが残念。2011/01/29
サティーシャ
1
どうして異世界から来たのとか、キュウの正体とか 護る魔法を使いすぎて、倒れてしまったカナエ。この世界にいるとまた同じことをになると、元の世界に帰るが・・・ハッピーエンドでよかったです。ストーリーは流れているけど、感情移入はしにくかったな2014/06/28
