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内容説明
株式投資で大切なのは、テクニックを磨くことではありません。“本質的なしくみ”を、しっかり理解することです。本書は、梨の木の物語を通して、企業価値や投資指標の考え方が学べる一冊です。複雑な数式は出てこないので、簡単に読むことができます。普段、株の売買をしながら「なぜ株価が動くのか」について意識していない人にもおすすめです。読めば、なるほどと納得するでしょう。
目次
第1部 会社の値段はどう決まるのか?(まず、定期貯金と比べてみる 金利が変わったらどうなる? 不確実なもの=リスクを考慮に入れる 梨の木の成長予想 投資をして将来の利益を増やす ほか)
第2部 株式投資にエナフン理論を使う(何年でモトが取れるかを基準に考える「PER」 経営者が代われば株価も動く 最終的に、株価は需要と供給の関係で決まる 異なる市場の差額に注目する「裁定取引」 技術開発力は急成長の可能性を生む ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
16
物語形式でとても読みやすかった。PER等の説明も今まで見た中で一番分かりやすい。簡単な式変形も書いてくれているので、数式で理解派としては助かる。ただ、リスクプレミアムに関してはどの本を読んでもどの値(詳細に)で導出するか、なぜそうなるかがまだピンときていない。2022/09/12
Risa
7
株についてストーリー形式で解説している本です。他の方も感想にてメモされていましたが、「理論は根拠、決定は需供」というフレーズは忘れないようにしたいと思います。あとがきから著者の人柄の良さが伺えて最後にほっこりとしました。2020/10/21
paco
4
初めて読んだ株の本。物語形式で書かれているので、株価や企業価値などの概念が理解しやすかったです。2010/05/17
kaeru_onou
3
確かに企業の価値の見方は物語仕立てで判りやすかったです。 面白く読めました! ただ、実際に投資になると難しいような感じをうけました。 リスクプレミアムを算出するのが難しいのに、そこが結局うやむやな感じをうけました。 http://kaeru.orio.jp/blog/2010/02/book_22.html2010/02/05
かわ
2
株価が何をもとに考えるのかとかを順を追って説明されてるので確かに今まで読んだ中では一番分かり易かったです。あとはこの本に書かれてる基本的なことを自分に定着させる必要がありますね。2014/12/15