内容説明
なぜリーマンショック後、平気で多額の報酬を受け取ろうとするのか? アメリカ人は、本当は何かを考えているのか。経済格差の国・アメリカと幸福格差の国・日本、世界一楽観主義の国・アメリカと悲観主義の国・日本……長年、アメリカ・ハーバード大学で准研究員として活動を行ってきた心理学の第一人者の著者が、そのベースにある彼らの宗教観や家庭観などから紐解いて、初めて綴った目からうろこのアメリカ人論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
何かを評価しようと思ったときに,それだけを見ていては評価することは困難である.他のものと比べてどうなのかを見て,初めて分かることもある.日本を,そして日本人を知ろうと思ったら,他の国について調べることはかならず有効な手段となるだろう.2011/12/23
Humbaba
3
アメリカは日本と比べて経済の格差が大きい.しかし,それは日本ほどに大きな問題にされていない.それは,仕事と自分の人生を別のものとして捉えているためである.家族間のつながりも,日本よりもむしろ強いとすら言える.2010/10/06
13km
1
家族がとても重要で意味の無い人生を恐れるも、貧困を恐れず、尊敬されたがる人が武装強盗をするアメリカはよくわからない。貧困を恐れないならなぜ強盗をするのか?日本人から見ると矛盾だらけで結局自己中心的にしか思えない。宗教を信じて信仰心があるのかもしれないが、かなり都合のいい信仰の仕方をしているのではないか? といっても、本人達には心の支えになっているので心の支えが無い一般的な日本人とどちらがいいかは決められないが、それにしても不思議な人達だ。2012/11/29
カエル子
1
データの引用の仕方がおかしい。2010年のアメリカ人を語るのに1960年代や1970年代のデータを引っ張ってくるのは考えられない。数値の変遷を示すことが大切な場面もあるとは思うけど、だとしてもここ1~2年くらいのデータとの比較にすべきでは? 自分の主張を正当化するために都合の良いデータを引っ張ってきているようにしか読めなかった。今年一番の駄作候補。2010/05/08
RINGO SENDAI
0
著者はテレフォン人生相談で有名な加藤氏 アメリカは宗教的な下地(プロテスタンティズム)がある資本主義。 日本はそのような下地のない資本主義のため、勝ち組・負け組、格差がより社会的な問題に繋がりやすいと説く。 ただ、アメリカもドナルド・トランプ氏が大統領候補になっているように、不満を抱えた層は多いと思われ、宗教に心の拠り所を置いている人ばかりではないと思うが。。。2016/10/24
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