内容説明
20~30代の若年層を中心に増加中の「新型うつ病」。投薬や休養などの治療法が効果的でないことから、医療現場のみならず周囲の人たちは対処に苦慮しています。
本書では「新型うつ病」への理解を深めるとともに、「頑張れ」と励まさない、いたわり過ぎないなど、言葉と態度で患者の「自立」を促し、回復を後押しする治療方法について、プロのカウンセラーが伝授します。周囲の戸惑い・困惑・悩みに完全対応した一冊。
目次
第1章 「新型うつ」とは、どんな病気か?
第2章 言葉や態度を変えれば「新型うつ」のあの人も変わる
第3章 あなたの家族・恋人・友人が「新型うつ」かなと思ったら
第4章 あなたの職場の人が「新型うつ」かなと思ったら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひじり☆
5
新人に対応に悩み読んでみたが、まさにそうだ!と共感し熟読した。厳しく指導したい内容をどう伝えて良いか迷っていたが、この方は新型うつかもと割り切り、淡々と事務的にかつ冷たくならないように伝えてみた。本人がどこまで理解したかは不明だが、お互い気分を害せず伝えることが出来た事で、自分自身が癒やされた。うつの周囲の人がストレスで病む前に読んで欲しいと思った。2022/08/05
あかる
4
まさにタイトル通りの状況のため手に取った。コミュニケーションを分かりやすく分類、例示しており、役だった。「責めるような」「厳しい」等書かれると困ってしまうが、「管理的コミュニケーション」と示されると納得できる。しかし本書に載っている例を見ると、正直面倒だなぁと思ってしまうのも事実。私自身も鬱々としていることもあるので人のことは言えないのだが…。2014/10/03
麻実
3
職場に新型うつと思われる人がいるので読んでみました。従来型うつと新型うつの違いや、新型うつの人との接し方について様々な事例をあげて説明されていて、参考になりました。5つのコミュニケーションスタイルの使い分けなど、図を使って分かりやすく書いてあるので、スラスラ読めました。イラストもかわいいです。2012/09/17
honmakainaa
2
新型うつの人に対しては、気持ちは温かく、態度は冷静・事実伝達。南でもしてあげるのではなく、相手に何をしてほしいか聞き、サポート内容を考える。正しいやり方で病状が一時的に悪化しても、それは変化がある以上仕方ない。定着するまで、続ける。2012/11/28
Sunekosuring
2
うつにこの手の本は多いが、中でも本書は役立つ良書。会社、家族、友人、どんな関係であれ関わる人にはぜひ読んでもらいたい。ただし、難点がひとつ。これは本書のせいではなく、医者の問題で、「新型うつ」という診断を下す医者は、まだなかなかいないのではないか。「新型うつ」という診断が下されていなくても、接していてそれっぽいなと思ったら、本書のアプローチをとる価値はある。このへんの見極めどころは難しい。2010/05/06




