内容説明
結婚式に突如馬が参列、腕を組んで連れを見上げたら見知らぬ人…、アクシデントにもユーモアで返してくれるニューヨーカー。ハーレムの歩道で値札のない手作りのパイを売るおじさん、無愛想なバングラディシュ青年のコーヒー屋、お人好しのトイレ清掃員。見知らぬ黒人から著者が受けたひどい仕打ちには、インド人のタクシードライバーが…。バスの中で、地下鉄の駅で、どんな出会いがあるかわからないニューヨークの魅力を描く、人気エッセイ第3弾。
目次
第1章 雑踏のなかで(馬の祝福;意外なほめ言葉 ほか)
第2章 街角での出会い(私はニューヨーカー;ギリシャ・レストラン ほか)
第3章 あたたかい人々(楽しんで;仮運転免許の試験 ほか)
第4章 ニューヨークの風景(ヤンキー・スタジアムの窓口で;駅のバイオリン弾き ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eee
35
岡田光世さんの本で、違うものの文庫本だったようです! シリーズで集めたかったので、まあ良しとしようという感じです! お話は素敵な人たちがたくさんいらっしゃいました。 一番心にグッと来るお話たちでした!!2014/08/21
ちょん
21
他の本の合間合間に読んでたら、これが一番早く読み終わってしまった(笑)ニューヨーカーの言葉のチョイスって本当にカッコイイなぁ。そんなに捻って考えて発してるんじゃなくて、粋な言葉がサラッと出てくると頃が良い✨私もそんなカッコイイスマートな言葉が出せる人間になりた……語彙力…(‘ᾥ’)2023/03/10
ゆい
18
岡田さんのニューヨークシリーズ、大好き!隣人を、他人を、いとおしく大切にしたくなります。日々を過ごすだけでこんなに心が動くイベントがたくさんあるニューヨークに憧れるし、岡田光世さんはすごく暖かくて気づける人なんだなと思います。読むと心が浄化されるので、何度も何度も読み返しています。ニューヨークに飛んでいくことは不可能なので、ここで自分にとっての良いものを探したいと思った。2014/07/16
poke
14
ニューヨーカーとの、温かくてユーモアに溢れたやり取りが散りばめられているエッセイ。たまたま隣り合わせた人との気楽な会話にも思いやりが感じられたり。素敵だな。ニューヨーク、行きたい...2019/02/11
Eriko M
12
安定のほっこりするエッセイ。癒される。ニューヨークに行きたくなる。観光ではなく、しばらく暮らしてみたいなぁ ★★★★☆2018/08/31