内容説明
痴呆の進む父親を介護し、障害を持つ息子を見守ってきた著者の10年間をつづったエッセー集。介護保険制度、障害者自立支援法などその矛盾や運用の問題点を鋭く指摘。生きる喜び、悲しみ、そして怒りが、静かに行間に滲む。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
1 男の介護(見えを捨てて再出発の日々 グループホームでゆっくり見守る ほか)
2 男の育児(相談しながら親もまた成長 障害の息子の学童保育を断念 ほか)
3 障害者福祉の行方(障害者支援費制度の充実を望む 障害者福祉の低下、とても不安 ほか)
4 本・映画・人(子どもはみんなスペシャルだ アンパンマンの「心」がわかった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
39
電子書籍で読みました。認知症で横暴な実父と、ダウン症の小学生の子どもを持つ著者。妻が看護師として生活を支え、著者は実父の介護と長男の面倒をみる毎日。特に実父に手こずる日々からのストレスは、読んでいるのが辛かったです。私が介護した実母はおとなしい人でしたが、それでもストレスはありました。近所で介護をする人たちの会があって発散できましたが、こういう仲間がいないと吐き出せずに大変でしょう。お子さんのことも行政や国の対応にたくさんの意見があって、実体験からと思うと余計切ない。2023/02/22
-
- 電子書籍
- ゾンビ姫に抱っこ!【タテスク】 #03…
-
- 電子書籍
- 【分冊版】フェアリーテイル・クロニクル…
-
- 電子書籍
- ある日、彼氏が仕事辞めてきた【マイクロ…
-
- 電子書籍
- 学びやすいアナログ電子回路(第2版)
-
- 電子書籍
- 愛の城にて【分冊】 2巻 ハーレクイン…