内容説明
「社会の歯車になんかなりたくない!」…。そう思っている方もいるかもしれません。でも、“歯車になる”ことは本当にいけないことでしょうか。経営者でも、投資家でも、宗教家でも、芸術家でも、ビジネスパーソンでも、主婦でも、一人ひとりが社会を動かす歯車であることに変わりありません。成功本が売れているように誰かに勝ちたいという欲望と、持たない暮らしのように丁寧に生活したいという間に、いまの若者は生きています。誰にでも嫌な経験やトラブルはあるものです。でも、問題となった理由や犯人捜しをしてもなんの解決にもなりません。そんなときは「ふて寝、ふて風呂で乗り切ろう」「非難せずに心のクセを知ろう」「無理に楽しむより、諦めて面白がろう」。気持ちがフラットになり、肩の力も抜ける、そんな「考えすぎない生き方」の方法を教えます。
目次
第1章 考えすぎない生き方(人間は誰でもみな、社会の「歯車」だ 考えすぎないで、「歯車」として回っていこう;「無理に楽しむ」より、「諦めて面白がる」 人生の出来事に、それほど深い意味はない ほか)
第2章 信じすぎない生き方(努力や苦労をすれば、誰でも必ず成功するわけではない 苦手なことを無理にやるより、得意なことから始める;仕事に人脈なんていらない 正攻法でいけば仕事の道は拓ける ほか)
第3章 期待しすぎない生き方(「相手の立場になる」ではなく「相手の言葉を翻訳する」 役に立ちたいのなら、まずは相手をよく知ることから;「非常識な人だ」と相手を非難せず、相手の「心のクセ」だと考えよう ほか)
第4章 こだわりすぎない生き方(中年になるのも、悪くない 「いつまでも若い」ことは、素誠らしいことではない;「お客様は神様」ではない お金を払えば何をしてもいいわけではない ほか)
第5章 不幸になりすぎない生き方(「嫌な世の中」と言ってもいいことはない 物事を「否定」するより「批評」や「対案」を;「若者はバカになった」「日本はダメになった」と嘆かず、自分にできることを考える ほか)
感想・レビュー
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