内容説明
ミステリー作家のマデリンはパーティでやきもきしていた。評判の悪いブロンド美女が親友のジョンにつきまとっているのだ。ジョンの体に親しげに触れる様子に無性に腹が立ち、マデリンは彼のためだと自分に言い聞かせて、忠告しに行った。翌日、昨夜のきみは嫉妬していたねとジョンにからかわれ、マデリンが強く否定すると、突然むさぼるように唇を奪われた。そのとたん衝撃が体を駆け抜け、膝の力が抜けていく。我に返ったマデリンは、あわててその場を立ち去った。友人のはずの彼に惹かれてしまう自分から逃げたくて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
19
久々のハーレクインを再読!子供でも解りそうなヒーローの気持ちに気付かない定番のダイアナのヒロイン(笑)お約束がホッとする!2015/10/21
アカツキ
13
初体験後に恋人から妻子がいると打ち明けられたショックから立ち直れないミステリー作家のヒロインと、2年以上ヒロインと友達付き合いをしている石油会社社長ヒーロー。こじらせヒロインが受け付けなかった。混乱しているでも関係を進めるのが怖いでもいいけれど、合意の上なのにヒーローに責任を被せたうえ侮辱するのはどうなのか。後半は喧々しながらもヒーローは復縁しようとヒロインに水を向けるけれど、ヒロインは拒絶。そして後悔。その繰り返しに呆れて、最後の方は流し読み。ヒロインより金目当てのライバル女の方が可愛げがあって好き。2020/09/23
M
6
短気なはずのヒーローが後半は忍耐強くなって待つ姿勢を見せるのに驚いた。それにしても相思相愛なのに、前半でぎくしゃくしすぎ…2017/04/25
きき
5
妻亡き後ヒロインと出会ってからはヒロイン一筋のヒーロー。ヒロインがやたらとヒーローの愛情を誤解してもどかしい程話が進まない。途中投げ出したくなること数回、再読は無いかな2016/11/08
糸車
3
ダイアナヒーローにしては、それほど傲慢でもないかな?恋に奥手なヒロインと、及び腰の彼女に逃げられたら困るから、ちょっとずつ間合いを詰めていくヒーロー。まあ、どっちも不器用なこと!周りがやきもきするのが分かる。ヒーローのいとこが何故引っ掻き回すのかしばらく分からず、もやもや。娘が大型書店の魅力を満喫している間に、片隅の椅子で読了。楽しかった。2013/05/01