ハーレクイン<br> 週末だけの妻

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ハーレクイン
週末だけの妻

  • ISBN:9784596124517

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内容説明

著名な建築家コーマックの秘書を務めるリジーは、ある日、カリブ海の小島への出張に同行するよう言われて驚く。もう二年以上コーマックのオフィスで働いてきたけれど、仕事の指示以外に、ボスが私に話しかけてくれたことなどない――ひそかに思いを寄せる私の気も知らないで。それなのに、二人きりで南の島への出張旅行だなんて!だがその夜、コーマックがリジーの家を訪ねてきて、秘書にふさわしい洋服を今から買いそろえようと言い出したときには、リジーの驚きは疑惑に変わった。いったいなんのために?翌朝、謎は解けた。僕の妻を演じてほしい、と彼が切り出したのだ。■やぼったい秘書のリジーと、彼女がひそかに慕うゴージャスなボスとのもどかしいラブストーリーです。今月、日本初登場の作家ケイト・ヒューイットの情熱的な世界をご堪能ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

3
序盤のヒーローはかなり不快な人物。冷たいとか傲慢とか打算的だけじゃなく、人が眉をひそめるような言葉をわざと言うような。ヒロインのことを軽く見ていて、簡単に操作できると思っているのがむかっとくる。幸いロマンス小説ですから、こんなヒーローでも最後には変わります。人と人の距離をうまく測れない不器用な人なんだと思えるようになるのだから、素晴らしい。ヒーローには見返りなしで愛してくれること、報酬なしで求めても受け止めてもらえることが必要だったということです。そう考えるとちょっと切ない。2013/07/06

こえん

2
人生勝つか負けるかで勝つことにのみ意義を認めてる建築家のヒーローと、そんなヒーローに簡単に操れると判断されてる秘書ヒロイン。家族向けのリゾート開発を請け負うには妻が必要と聞いたヒーローが、ヒロインを脅す脅す…それは見事なくらい。この手の設定のコミカルなのは苦手…とこれまで思ってたけど、シリアスにやられると、けっこうくるものがあると痛感。コミカルでいいや。自分勝手なヒーローには腹が立ったものの、頑張りやさんなヒロインが良かった。2010/02/18

麻琴

1
好きな設定のはずなのにいまいちすっきりしないまま読了。原因は序盤のヒーローが酷すぎたせいかな。でも最後のスケッチブックの話は好き。☆32015/03/09

りりか

1
おかしい。私の大好物な「偽装恋人or妻としての秘書」ものなのに、いまひとつ乗り切れないなんて。それはきっとヒーローのかたくなさが度を越しているからです。傲慢で強引で人を人とも思わないヒーローは、ある意味でハ―レクインの典型ですが、このヒーローはちょっときつすぎでした。2012/01/23

MOMO

1
まぁ、あきれるほど傲慢なのよ、コーマック君ったら!もっとも、彼の生い立ちを考えると、しかたがないのかもしれないけどさ。お話自体は、仕事上で妻の必要になったボスが、さえない秘書に妻の振りをさせようとして、イメージチェンジさせたとたんに恋に落ちるという、よくあるパターンですが、なんせ、傲慢男のコーマック君は、恋に落ちたことに気づかないどころか、しつこく徹底的にリジーちゃんを操ろうとするんだから、困ったもんだわ・・まぁ、おしんのように徹底して堪え、脅え、つくすタイプのリジーちゃんが、助長している部分はあるな2010/03/17

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