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内容説明
子供に『論語』を読んでやると、「自分に道徳を語る資格があるのか」と自分自身の身にしみる。世知辛い世の中を生きるために本当に必要なものとは。親として『論語』を読み直す試み。
目次
序章 今どきの世間と『論語』
第1章 真の幸福は、この一句からはじまる
第2章 生きることは、学ぶということ
第3章 ディベート力は必要か
第4章 「礼」は形式ではなく、「中庸」は平凡ではない
第5章 奇跡なんて、いらない
第6章 お金との付き合い方
第7章 家族の形、人間関係のあり方
第8章 指導者の責務と民主体制
第9章 教育には何が可能か
第10章 ヤンキー、オタク、ひきこもり―孔子とその弟子たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tnk.UZ
4
これまで、宗教とか哲学とか思想とか、広く浅くではありますがいろいろと学びました。その中でも一番しっくりくるのが論語でした。日本人だからでしょうかね。著者の解釈や説明が分かりやすかったです。良書。2010/09/23
6 - hey
3
堅苦しい文章でなく、論語のことばをかみしめながらのライトエッセーなので楽しんで読めた。中庸の意味を間違えていたことに驚き…。2013/06/11
Yossan
1
世間の親に送るメッセージと言うより、論語を通し、著者が親である自分を省みているという印象でした。著者が歯医者というのも印象的でした。2019/07/18
本棚の旅人
1
子どもにはこんな風に育って欲しいと親なら思う。でもその前に自分のことを振り返ってみる。。。今からでも遅くはない、先ずは自分を見つめ直し、行動することが大切!そんなことをこの本から、いや論語から学ぶ。とても大切にしたい一冊。2012/03/06
Stella
1
「論語」をちゃんと読んでいないのを痛感2010/05/25