内容説明
年間30万人に通知!裁判員に選ばれるあなたのための決定版裁判マニュアル――本書1冊で判決は下せます!
元裁判長が明かす超極秘スキル
有罪・無罪の決め手となる証拠は、ズバリ何か
「本当に犯人なのか…」と不安になったときの場合死刑かどうかを決める基準とは?
「どうしても自分に、死刑判決は下せない」となった時。
目次
序章 裁判員はどれだけ大変?
第1章 裁判の流れをつかむ技術
第2章 犯人かどうかを決める技術
第3章 懲役年数を決める技術
第4章 死刑かどうかを決める技術
第5章 本当に困ったときの危機回避の技術
最終章 裁判員を断る技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Azusa_F
1
あれ、この人死刑廃止論者だったっけ?「裁判で飯食ってる人達の思考法」を知るにはなかなかよい本だけど、まるで結論みたいな位置に死刑論を持ってこられると、リテラシーない人は呑まれちゃうんじゃないかな。そこだけちょっと心配。2009/12/17
TAM
0
裁判員に選ばれたらどうしようという気持ちから読んでみました。推理小説や刑事ドラマで使われていた裁判関係の言葉の意味などが解り、勉強になりました。特に、懲役の年数を決める工程などは合理的だと思います。裁判員として裁判所から呼ばれたら、その日の午後には実際の裁判に出なければならないと言う事なので、20歳以上の方には、最低限の知識としてこの一冊を読んでおくことをお勧めします。2010/10/09
Ayumi Katayama
0
裁判の教科書のような印象。説明はわかりやすく、なぜあの事件にこの判決が? と思うようなことも本書の解説でなるほどと思う。光市事件にはあまり触れられていなかったが、何故死刑判決となったのか是非聞いてみたいところではある。2016/03/27
みろり
0
今までまったくわからなかった裁判員のすることが、少しわかった気がする。2009/12/13