ハーレクイン 情熱を知った午後 レオパルディ家の掟 Ｉ

著者名：ペニー・ジョーダン【著者名】/山科みずき【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596124401

内容説明

仕事で疲れきって家路を急ぐジュリーの前に、長身でエキゾチックな顔立ちの男性が立ちはだかった。彼はジュリーが抱く赤ん坊を指して言った。「僕はロッコ・レオパルディ。その子のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親かもしれない人の身内なのだ。ジョシュは姉の遺児だが、父親がはっきりしない。母国でＤＮＡ鑑定をしたいというロッコの申し出に、愛する甥を奪われるのではないかと恐れつつも、彼女はジョシュの将来を思ってシチリア行きを決意した。■シチリア貴族レオパルディ家の三兄弟が出合うそれぞれの愛をベテラン作家ペニー・ジョーダンが描き分ける三部作がスタート！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くまた]

自由奔放な姉の遺児を育てるため苦労するヒロインと子供の血縁だと言って現れるヒーロー。良くあるハーレクインネタですが可もなく不可もなくと言った感想です。ヒーローが随分穏やないい人で好感が持てるのですが私の知っているペニージョーダンヒーローっぽくないなと思いました。

2015/03/07

[ちゃろ]

⭐⭐⭐シチリア人ヒーローは、予想外に優しく保護欲旺盛。ヒロインも母性愛いっぱい。ヒーローの父親がプリンスと呼ばれてるなんてちょっとクスッ(^^) 傲慢な父親の設定だったけど、あまりインパクトのある登場はなかったかな。

2013/10/30

[やまだ]

Renta！で無料だったので電子書籍版読了。内容はお約束の子供の為に便宜上の結婚を申込んでるんだ！という擦れ違い。結構読み返してしまう斗田さんの漫画版になれていたせいでヒロインの男子中学生並のエロ妄想に爆笑するしかなかった(´ω`*)うーん。漫画版でヒーロー幼馴染の医者がかなり出張っていたので原作で出番多いのかなと思ったらそんな事なかった。ヒーローが最後にヒロインの影響で父親をおざなりにして哀れんでるのが成長とも取れるけどギャグシーンとも取れて吹いたｗヒロインの義父に楯突くシーンは原作の台詞の方が好き。

2012/09/23

[寒上ぺそぎん]

[電本]今出てるモノだからEPUB2とかその辺りかな、とか適当にアタリを付けつつ、絶賛無料レンタル中だったのでお試しで。……はいいのだが、やはりというか何というか、表示が横書きonlyで、相当薄いとはいえ一冊の本相当を読み切るのには辛かった。それによる流し読みのせいもあるのだろうが、作中の二人がくっつく程度ならともかく、法的な問題すら絡んでくる結婚にまでなぜ踏み切れたのかが最後まで謎。作者的にはシンデレラストーリー的なモノを描きたかったのかもしれないが、成功したとは言えないんじゃないかなー、という感じ。

2012/09/16

[こえん]

亡姉の息子の後見人になったヒロインと、亡異母弟の息子を探せと指示されたシチリア人のヒーロー。指示したのは父だけど、兄二人に上手く逃げられて押しつけられた形のヒーローが、ヒロインを母親だと誤認したままアレコレ考えるのが可笑しい。ただし、ヒロインの婚約者を奪ったのにヒーロー弟と浮気してたりするヒロイン姉と、無責任極まりないヒーローの異母弟、そして身勝手なヒーロー父…と難有りなヤツが多すぎるのがね～。

2010/03/05