内容説明
ラッパーとしての実力はもちろんのこと、ブログを読めばわかる通り文才に恵まれており、さらには絵心もある。そんなDABOの類い稀な才能を丸ごと1冊にまとめたのが「札と月」だ。ほかのミュージシャン/芸能人のものとは一線を博し、その濃い内容に定評のあるブログは、「一番搾り」のごとく厳選したものだけを本書に収録。また、以前から「書いてみたかった」という小説に初挑戦。物書きとしてのデビュー作となるので、一読の価値あり! さらに、「小さい頃は漫画家になりたかった」という彼のイラスト集も必見。もちろん、ラッパーDABOのヒップホップ感に触れられるコンテンツや、プライベートを垣間見れるコンテンツも満載だ。すべてのDABOファン、ヒップホップファンだけでなく、今までヒップホップと接することのなかった人たちでも十分に楽しめる内容になっている。
目次
DABO HISTORY
PAPER MOON MAN
ILL夢
短編小説 コンプレックス
DABO×DJ HAZIMEヒップホップトーク
DABO座談会
リリック大解剖
じゆうちょう―DABOイラストコーナー
DISCOGRAPHY
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月光密造者
1
日本語ラップの歴史を振り返る上でも大事な資料だと感じた。ライムスへの記述が冷静さと憧れが交ざった質の高いレポートになっている。2011/04/24
Saiid al-Halawi
0
なんというか全体的に表面的で、正直なところ期待ハズレ感は否めない。ニトロ周りのエピソードはかなり面白い。DABO本人の歴史であり、シーンの歴史でもある。2011/09/06
halfpint
0
ええ本ですな。「ラガラガ」でトキワの名が出たときが興奮した。「だから言ったじゃんおれ!」って(意味不明だけど)2009/12/07
Ri$KTAKER
0
HIPHOPとはなんぞや。今日サイン会に行きます。2009/12/06