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内容説明
「いま日本では何が流行ってるの？」「こんな時、日本人ならどうする？」 そんな言葉をハリウッドの映画人から投げかけられるのは、僕にとってもはや日常茶飯事だ。あらゆる分野のメイン・ストリームで、日本人と日本文化はオリジナリティを高く評価されている。いまやアメリカの各業界では「日本を真似ろ」「日本に追いつけ、追い越せ」がキーワードになっているといっても大げさではないくらいの状況なのだ。
目次
プロローグ―ＷＢＣ連覇が象徴するもの
第１章 サムライ・ジャパンが動かしたハリウッド
第２章 日本のエンタメは超クール！
第３章 アフター５はＴＯＫＹＯスタイル
第４章 アメリカン・ライフ・スタイルを支える日本文化
第５章 素晴らしき「気」の文化
エピローグ―「おつかれさま」を世界共通語に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
292
約10年前の作品、と内容の古さはさて置き。日本人の「海外での自国の立ち位置確認好き」を、これほど意識した作品も珍しい。売れ線を狙って、日本人が読みたいことだけを書いたのだろう。ハリウッドの実情は知らないけれど、大部分のアメリカ人は「日本に追いつけ追い越せ」なんてこれっぽっちも思ってないし、日本と中国の違いすら知らないと思うぞ（笑）2018/05/26
佐島楓
35
「みんな」かどうかはわからないけれど、日本式のスタイルの中に万国共通の「いいな」と思ってもらえるところがあって、積極的に取り入れてくださっているとしたら、とても嬉しいことだと思う。2015/05/01
出世八五郎
21
著者の【NYビジネスマンはみんな日本人のマネをしている】と同じ内容で“NYビジネスマン”の部分がハリウッドに変わっただけ。今気付いた。内容もほぼ同じ。日本の影響力がどこまで大きいかは実際には知らない。ただ、日下公人が世界は日本化される的な著書を何冊か出しているので著者の指摘もいずれ拡大される可能性がある。兎角、お腹一杯。2017/11/28
あおさわ
8
いいとこいっぱいなハリウッドのジャパナイズ事情。まあ話半分くらいでもかなり元気になる内容。いい日本人であるよう背筋を正しますか。2011/01/31
Humbaba
5
日本人は非常に新しい物が好きである．その新しいものが好きという性質は，企業の能力を高めることに役立っている．また，日本人は常に相手のことを考えて行動している．その行動は全体にとって大きなプラスとなる．2010/05/13
