- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
アイデアを出せないという悩みを持つ人の共通点は、「すごいアイデア」を出そうとしてしまっていること。でも、「すごいアイデア」を出している人は、その何倍も「すごくないアイデア」を出している。ピカソは生涯2万点の絵を描いた。エジソンの死後、メモがびっしり書かれた3500冊あまりのノートが発見された。まずは「すごくないアイデア」をたくさん出すところから始めよう!ユニクロをはじめとするウェブ制作で高い評価を得、年間100以上の新サービスを世に送り出す面白法人カヤック。そのクリエイティブな組織づくりの秘訣は、トコトン楽しく働くことにこだわること。ウェブ業界が注目するブレストの達人の極意を解き明かす一冊。
目次
第1章 悩まずに、まず乗っかろう(よく知らない人の結婚式に行けるか? 面倒な仕事が振られる人になろう ほか)
第2章 成長するためのヒント(『夜と霧』に学ぶ仕事の楽しみ方 どんな悩みも「特別」ではない ほか)
第3章 誰でもアイデアマンになれる(「量」があるからこそ「質」がある 乗っかることでヒットが生まれる ほか)
第4章 壁を越えるための発想法(オチをイメージ化して逆算する 手軽にできる連想から始めよう ほか)
第5章 ゴールへとつながる道(「味方のような敵」に気をつけろ 与えることはクリエイティブ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニーウォーカー
14
書かれている内容は既出のアイデア発想本とそれほど変わらないと思うのだが、実際の経験や日ごろのエピソードを通して語られているためか、その言葉には不思議な鮮度と響きがある。とくに、これまで『アイデアのつくり方』や『アイデアのヒント』を読んでもいまいちピンと来なかったという人にはぜひおすすめしたい。凡人がビッグアイデアを生み出すためのメソッドが、日常生活の行動レベルで実践できるようになると思う。少しでも興味のある方は一度、「面白法人カヤック」で検索を…そんなWEBサイトをつくってしまう会社の社長さんのお話です。2010/09/01
baboocon
10
Twitterでフォローしているかちおさん(@katio_boy)の人生観を変えたほどの本ということで。面白法人カヤックの柳澤大輔さんの著書。すごいアイデアを出そうとするのじゃなく、「すごくないアイデア」をたくさん出せるようになることで仕事を面白がって働けるようになるというもの。本書中にも登場するジェームス・W・ヤングの言葉「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」の通り、「すごいアイデア」というのはたくさんの「すごくないアイデア」の中から生まれてくるもの。勇気づけられる一冊。2012/02/28
みつか
8
「断言します。これからは、カヤックのような面白く働くことにこだわる会社や個人が増えてきます」 インターネットの登場により いまや、仕事をする相手や企業のことを調べることが容易になった。 これをチャンスが増えたと捉えるには、自分自身が常々面白いアウトプットを 公開していればこそ。 自身の仕事や趣味に、こだわりを持ち、心底、夢中で楽しんでいる人に 人は惹かれ、面白さを共有したいと願い、ひいては収入に繋がるのではないだろうか?2019/06/20
Shinchan
8
量があるから質がある ― 自分の中の壁を取り払ってたくさんのアイデアを出せるようにしよう!「多くのアイデアを出すにはこんなふうにすれば良いよ」ってなことが書かれている ― ピカソは生涯2万点以上の絵を描いた、バッハは週に少なくとも1曲は作曲した、エジソンの死後アイデアメモが書かれた3500冊ものノートが発見された…2012/03/28
くろほ
5
タイトルが気に入って衝動買い。今目の前の仕事を精一杯楽しむ「面白がり屋」になるために。お誘いには乗っかろう。1つの「すごい企画」を出すのではなく、100個の「すごくない企画」を出そう。読みやすいし、読んでるだけで楽しくなってきそうな本でした。アイデアは質の前に量。2013/01/16