大手町は、なぜ金曜に雨が降るのか

著者名：森田正光

梧桐書院（2009/11発売）

• ISBN：9784340110001
• NDC分類：451.04

内容説明

お天気キャスターの開拓者にして、不況知らずの経営者でもある「森田さん」が、ちょっと過激な思考法と仕事術を初公開。

目次

序章　たったひとつの情報が明暗を分ける
第１章　ウェザービジネスは「ブルーオーシャン」だ
第２章　プランは足かせになり、不況は追い風になる
第３章　「役割の人」になるか、「存在の人」になるか
第４章　「信じない」から見えてくる
第５章　仕事は「見栄との戦い」である
終章　すべては「大手町」からはじまった

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちいくま]

お天気の話ではなく、お天気ビジネスに関する森田さんの「お仕事の話」。知らなかった、どころか、気にも留めてこなかった色々なことが取り上げられていて、興味深く面白かったです。

2015/04/21

[こばこ]

森田さんの、「こうやって気象ビジネスを築いた」本。気象そのものの特色とか、どういった自然的な側面があり、その側面を料理する、という話ではなく、「いかにビジネス化していくか」ということに主眼が置かれた形。おそらくそういうやり方をしていったんだろうなとも思わせる。　「分かりやすく説明できること」が至上で、「分かりにくい事実」より、「分かりやすい嘘」のほうがいい、と思っている節があって、ちょっとそこが自分の科学観とは相いれないかなぁと。あと、他説は疑うけど、自説には甘い節があるかなというのも。

2017/07/23