- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
ニューヨークで活躍する弁護士が、自分の主張を通して相手に「イエス」と言わせるテクニックを初公開。相手と「ウィン・ウィン」の関係が築ける。主張は「You」で始めずに「I」で始める/論理を訴えるよりも相手の感情に訴える/自分の望む結論を含む質問をする/共通点を見つけて親近感を抱かせる/話の論点をそらすダミーを見抜け……など、相手と「ウィン・ウィン」の関係を築く51項目を厳選。
目次
第1章 どんな相手にも絶対負けない“アメリカ流”議論術の心得(相手の主張に賛成しながら、正反対の主張を述べる 短所を指摘されたら、その短所を長所に変える ほか)
第2章 たった1つの発言で流れを引き寄せる“説得”テクニック(人を説得するときは、ストーリーを語る 論理を訴えるよりも相手の感情に訴える ほか)
第3章 議論の“落とし穴”を回避するための賢い対処法(不利なレッテルを貼られそうになったら… 罪悪感を持たせる議論はしない ほか)
第4章 会議や商談で“ウィン・ウィン”の関係を築く即効ノウハウ(まずは中道から始めよう 相手とウィン・ウィンの関係を築く「三つの質問」 ほか)
第5章 あらゆる議論に追い風を吹かせる万全の“段取り”術(議論の前から議論は始まっている 相手や聴衆について事前に調べておく ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 アメリカで弁護士をしていると、日本人のクライアントから、「アメリカ人の議論は論理一辺倒ですか?」と訊かれることがある。そんなとき私はいつも、「そうではありませんよ」と答える。確かに、論理的に成り立たない話をしても相手にされない。だから数字を駆使したり、過去の事例を引用したり、三段論法を用いたりする。アメリカには「ルール・オブ・スリー」という言葉がある。物事を説明するときに三つの要素で構成すると説得力が増し、受け手に覚えられやすくなり、スムーズに受け入れられると広く信じられている。2018/06/27
rockuntilyoudrop
1
アメリカで仕事をする弁護士が議論のテクニックを語るが、あまり新しい発見はなかった2015/04/12
kamisarah
1
本書は、議論に負けない方法と言うよりは議論からお互いにとって、実のある結果を導き出す指南書です。議論においては、相手を一方的にねじ伏せるのは、得策ではない。『議論に負けない』事が肝心で、『議論に勝つ』事は必要ではない。相手の恨みをかえば、お互いの関係が悪くなってしまう。相手を満足させて議論を終わることができれば、相手の満足は自分に返ってくる。そんな事が平易な文章で書かれています。これが実践できれば本当に議論に『負けない』と思います。しかし、それには高いスキルが必要で、現状では日本人には難しいと思いました。2015/02/27
yk
1
読み物のような印象が。負けない議論というよりも主張の仕方といったところか。2014/09/28
ソルト
1
目次で十分。弁護士という職業からの事例や、アメリカでの著者の事例であり、ちょっとそぐわないなーっと思う部分もあったが、大体、既に言われていることだった。2010/11/21