日本でロックが熱かったころ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

日本でロックが熱かったころ

  • 著者名:井上貴子
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787272751

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

輸入物のロックからジャパニーズロックへと反体制の旗印として浸透していく過程、海外アーティストへの熱狂、ライブハウスの誕生、ロック・フェスの定番化、バンドブーム、ロックが語る言葉など、黎明期の異様な盛り上がりから生活の一部になるまで、社会現象をも巻き起こしたロックの変遷と熱の源を問い直す。

目次

はじめに 井上貴子

第1章 熱さの根源としての「ロックする身体」――ウッドストックからJ―ROCKまで 井上貴子
 1 ロックは死に続ける
 2 日本でロックはこうして熱くなった
 3 「ロックする身体」の獲得との格闘
 4 形から入るロックもありだった
 5 剥ぎ取られたロックの身体性

第2章 世界と日本のロックの始まり 佐藤良明
 1 先に行ってしまったアメリカ──ロックンロール第一波
 2 ロックを薄めた溶液を飲む
 3 ビートルズとヴェンチャーズ
 4 スパイダース、ブルー・コメッツ、りきみ&ブルース
 5 サイケな風景──グループ・サウンズの虚実
 6 グルーヴの深化

第3章 日本が体験したロックのリアリティ――現場から捉えたライブ・シーンの変遷 増渕英紀
 1 日本のロックの序章
 2 日本語のロック表現
 3 頭脳警察の登場と新時代
 4 ライブハウスの登場
 5 ライブハウスの多様化、個性化
 6 ロック・フェスの時代
 7 ローカル・ロックの台頭
 8 アマチュア・ロック・コンテストとロックのメジャー化

第4章 ロック・キーボードの進化と変化 難波弘之
 1 電気・電子鍵盤楽器の開発
 2 録音技術の発達
 3 ロック・キーボードにおけるビートルズの功績
 4 日本のロック前史としてのGSの功績
 5 プログレッシヴ・ロックのキーボード・プレイヤーたち
 6 七〇年代日本のロックのキーボード・プレイヤーたち
 7 キーボード・ブームの到来

第5章 パンクの精神性と地域性 南田勝也
 1 ポピュラー音楽の本流
 2 東京のパンクロック
 3 地方のパンク
 
第6章 ロック少女は王子様の夢を見たか――「ビッグ・イン・ジャパン」と呼ばれたバンドたち 室田尚子
 1 クイーン――「ロック少女」を生み出した貴公子たち
 2 チープ・トリック――『at武道館』を世界に広めたバンド
 3 ジャパン――「ロック少女」の熱狂の頂点

おわりに 井上貴子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mittsko

0
よい!B'zのとことか、声出してワラタ 大衆音楽はライフスタイル=価値観なのだ!2009/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/288742
  • ご注意事項