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内容説明
論理ではなく、詭弁を身につけてみないか?詭弁と聞くと、子供だましの芸当と聞こえるが、口先だけ達者になることではない。詭弁には、思考そのものを鍛える力がある。人が詭弁を使う時、その人特有の癖があらわれる。その癖を見抜くことで、思考のパターンが理解でき、おのずと論議も強くなる。論理的思考に満足しない人のための一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
10
題名は意味不明だが、中身は詭弁のレトリックのなかから代表的なもの選んで平易な言葉で紹介、解説したもの。ネットで日々行われている議論(の皮をかぶった誹謗中傷合戦)で頻繁に用いられる詭弁がいくつも出てくるので、なるほど、こうやって議論をすり替えるのかと感心しながら読んだ。本書のような、詭弁を技術として書いている本を読むと、相手の煽り文句や屁理屈に対してある程度耐性がついてくる、かもしれない。2013/04/04
富士さん
7
とにかく人を納得させて、動かす技法がレトリックなら、ロジックもまたレトリックの一種。詭弁に騙されるのは、詭弁で語られたことにも説得力を感じるからで、如何に論理的に詰めても説得力を持たないものもある。どのような方法なら説得できるかは、畢竟説得する側と説得される側が同じ正しさの基準を共有して、そこに橋を架けるからであって、議論は説得される側が正しいと感じる方法を選択しなければ通じない。そうなると、どんな議論でも社会的な背景を共有していないと、平行線は避けられないな。そんなことを発見させてくれる一冊でした。2023/01/06
袖崎いたる
7
哲学だと内容が問われるけど、レトリックではあくまで言い方が問われる。論理学とも違うのは、ルールに対して神経症的になるかにこだわるのではなくて、あくまで説得力に関わるということ。詭弁と聞くと愛知のソクラテスじゃなくて、利己的なソフィスト感があるけどね。この本の読みどころは詭弁だけじゃなくて、語学習得の才に敗れた著者が語学学習ではなく語学学習法にのめり込んだ失敗談を踏まえて、語学の天才たちへの恨み節を語っているあとがきも楽しい。ロンブ・カトーや井筒俊彦の本に手を出していじけた人にもおすすめよ?2021/04/26
m
7
詭弁という言葉があることを初めて知った。正直気がつきたくなかったが、父親のしゃべりがほとんど詭弁かも、、、。あと頭を何度かよぎったのは、橋下知事、、、。2013/06/03
チェリ
6
詭弁への対処法や反論法について学ぶのが本書の使い道かと思ったが、なぜ詭弁が存在するかや、詭弁自体の善悪論まで踏み込んでおり面白かった。ただし紹介される詭弁の形式「多義あるいは曖昧の詭弁」、「藁人形攻撃」などは結局似たものだったので、もっとバリエーションは増やして欲しかったところ。要するに言葉の定義を勝手に拡大したり、縮小したりするのが詭弁のコツらしい。この本で学んだことをどう活かすかは悩ましいなあ。詭弁ばかりの議論は無意味だが、一方で詭弁の無い議論は味気なくつまらないものになってしまうのだろうか。2023/09/20
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