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内容説明
謝罪の場面で真意が伝わらず怒らせる、誤解を与える、だらだらと長く続く言い訳文、空気の読めない発言、どこか変な敬語…。コミュニケーションの行き違いを生じさせる言い方や表現は、実は言語学的な理由がある。「まずい」具体例を取り上げながら、言語学的に分析していく。知っておきたい表現の落とし穴とは!?
目次
序章 なぜうまく伝わらないのか?
第1章 ことばの危機管理
第2章 誤解されることば
第3章 ロゴスとパトスを使いこなす
第4章 読むべき空気と読まざるべき空気
第5章 敬語よりも配慮
終章 時代の求めることばのありかた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くろすけ
19
表面的にはどこといって問題ないことばなのになぜかカチンとくる言い方を「なんとなく嫌なニュアンス」と感覚的に片づけるのではなく、科学的に分析して解説。「申し訳ありませんが、納期に遅れそうです」謝罪すべき場面で使うと相手を不愉快にさせる。なぜか。「申し訳ありません」に「が」を付けた用法は現代では「緩和語法」つまり単なるクッションことばであり、ちゃんとした謝罪のことばではないから。そんな例が多く提示された良書。ことばの誤用を否定するのではなく、誤用の心理的背景を分析することこそ大切という姿勢がとても勉強になる。2014/05/11
Koichiro Minematsu
17
言い方は思っていることだけを話すことではない。コミュニケーションの語源である「分かち合う」ことができなけば、想いは伝わらない。 聴く側へ思いを馳せることを忘れてはならない。あらためて勉強になった。2016/11/30
魚京童!
14
言語学を理解していない人が多すぎる。どうでもいいじゃん。なあなあで行こうっていうのができない人が多すぎる。世界なんてどうでもいいのだ。哲学が言語学になって、言い方を注意される。そんなんイライラするほうが悪いじゃん。頭おかしいんじゃないの?って思うけど、権威には逆らえない。ミスをしないことが重要なら、全部機械にすればいい。人間性を入れる必要なんてない。2020/03/09
袖崎いたる
11
言語学では日常の非論理学的な用法でも扱うのじゃと断りを入れて、主に日本での日本語の使い方・使われ方を診る。しばしば日本語では「空気を読む」と言われ、そのような感じに押さえつけられて言葉を使用する。そうした圧迫感は物質的なもののようにも読めるが、空気は同時に透過的なニュアンスがあり、物質的とは逆にも解せられる。本書では言葉の使われをロゴスとパトスとで分ける。このロゴスの面で言葉を受ける場合を、著者は「空気のように無色透明なもののように」と提示してみせる。空気も射映を呈するらしい。2017/10/03
Tadashi_N
8
教科書の日本語との違いが誤解のもと。2024/10/31




