衝撃!EUパワー 世界最大「超国家」の誕生

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衝撃!EUパワー 世界最大「超国家」の誕生

  • 著者名:大前研一【著】
  • 価格 ¥1,799(本体¥1,636)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023304451

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内容説明

EUは人口、GDPでアメリカを上回り、世界一の経済圏となった。ところが日本ではEUを「国家」として、「ひとつのマーケット」として認識せず、通貨ユーロ対策も検討されていない。このままでは日本は世界経済の潮流に乗り遅れてしまう。日本はどうすべきか――。EUの現地調査を続ける著者がEU市場の攻略法を解き明かす。もはやEUを知らずして現在の世界経済は語れない!

目次

プロローグ 巨大国家、EU出現
第1章 超巨大マーケットの圧倒的パワー
第2章 国家を超えた国家
第3章 ドルの衰退、ユーロの台頭
第4章 真のグローバル経営はEUにある!
第5章 日本経済復活のフロンティア
第6章 中東欧・CIS諸国の地域分析
第7章 EUのリスクファクター
第8章 金融危機、克服の処方箋
エピローグ EUは日本の隣国になる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まめタンク

13
この本は大前研一氏が書いたEUのマニュアル本だ。EUでいったいどんな事どんな事が起こっているのかEU初心者の私達に語りかけてくれている。氏は断言する。EUが21世紀の超大国になるという事を。出版されたのがギリシャショック以前なのが残念な所であるが、今後成長が見込める新興EU国家について語られている部分が多いようです。残念ながらイギリス、フランス、ドイツといったEU国家の中枢を担うであろう超大国についての記述が無いのが残念な所ですが、これ1冊読めばEUの基礎が大体は理解できます。2011/03/12

shigoro

2
EU恐るべし!。ユーロをルールで縛って規則正しく運営してるんだな。これにはGDP比で赤字出しっぱなしの日本からみたら羨望の眼差しを送ってしまう。さらに労働力・関税・国籍をフラット化してみごと1つの国として機能してるな。現時点で見る限り、利点が問題点を遥かに上回っていて、巨大な市場として魅力的に映ったわ。日本はどうなるんでしょうね…400年前は無敵だったスペインのように沈んでしまうのかね。2011/06/28

Kei

1
現在からすると少し古いが、圧倒的な情報量と各国の繋がりの的確な指摘は素晴らしい。東欧とEUの小国を中心に説明し、EU加盟の難しさや利点を説いている。これまであまり理解していなかったヨーロッパを知れるようにしていきたい。2016/02/16

Kenichi Shoda

1
EUがいかにすごい取り組みかが分かる本。 経済圏が拡大、東欧の低賃金で優秀な人材を取り込むことで中国勢ともコストで闘えるようになるといった事象が興味深い。 民族紛争も欧州内で移動が自由になったため、豊かになるための手段ができ、格差の改善こそが紛争の解決手段になり得るという見方も納得。 大前さん自身も話し合いで経済圏を統合していくというのは野心的すぎる、という見方だったとのこと。チェッキーニレポートなど、粘り強く議論していき合意に達するという欧州勢の途方もない努力に感動した。いや、私が飽きっぽい性格なのでw2015/11/28

旅行人

0
東欧チャンス、ロシアショックに次ぐヨーロッパ分析第3弾(09年末出版)。EU、そして通貨ユーロを絶賛。ただし、懸念事項として挙げられていたEU全体として統一した金融政策が無いということが、現在のギリシャ・キプロスの危機の一因と思うと興味深い。これを気にEUはさらに強くなるのか、はたまた反乱分子イギリスの存在がどうなるのか。旅とは違った視線でヨーロッパを想像し出すとこれもまた面白い。2013/04/02

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