内容説明
如来、菩薩、明王、天部の仏像たちに、著者が直撃インタビュー。釈迦如来や阿弥陀如来、観音菩薩や弥勒菩薩、不動明王や吉祥天が、自らを自らの言葉で語り、役割分担やご利益、性格などが自然と理解できてしまう一冊です。著者はいち早く仏像Webサイト「日仏会(にちぶつかい)」を立ち上げた宮澤やすみ氏。長年、仏像を愛し親しんできた著者ならではの視点から、人間模様ならぬ“仏像模様”が伺える内容で、初心者でも十分楽しめます。
目次
第１章 如来に聞きました。（仏像インタビューまんが Ｅｐｉｓｏｄｅ１．～釈迦如来 釈迦如来 ほか）
第２章 菩薩に聞きました。（仏像インタビューまんが Ｅｐｉｓｏｄｅ２．～観音菩薩をたずねて 観音菩薩 ほか）
第３章 明王に聞きました。（仏像インタビューまんが Ｅｐｉｓｏｄｅ３．～ミョーオーズ 五大明王 ほか）
第４章 天部に聞きました。（仏像インタビューまんが Ｅｐｉｓｏｄｅ４．～ぼんしゃく 梵天、帝釈天 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空崎紅茶美術館
7
敷居が高そうな仏像の話を、漫画も交えてわかりやすく説明してくれています。お寺とかには遠足でしか行ったことがないし、仏像をじっくり見るような機会もないですが、興味深い話ばかりでした。解説でその仏像のいるお寺の情報が詳しく書かれているので、この本だけでお寺巡りができそう。紹介されているお寺のほとんどが関西圏だし。あと、仏像は下から見上げるのがいいそうです（視線がぴったり合うので）。★★★★☆2010/05/03
うさこ
4
かつてない程にユルグダなイラストとともに仏像が擬人化（？）され、初めはヒドイ！受けつけないかも～、とも思ったけど、おススメのお寺のチョイスがいい。大半は行ったことあるお寺だけど、今ではこの本の仏様の主張を踏まえて、また会いに行きたくてたまらない（苦笑）。2010/02/15
JINKO＠灯れ松明の火
3
10-25宮澤先生の仏像セミナーに参加したら、「是非買ってくださいよ〜」とおっしゃってたので買ってみた。ぶっちゃけ、砕け過ぎです！(笑)しかし、分かりやすく喩えてあるので面白くて、一気読みでした！「じゃないほう」の勢至菩薩がカワイソウ…(笑)2010/02/14
double_standard
3
だいぶぶっちゃけた「インタビュー」だけど、内容は何気にマニアック。「地天女」まで取り上げるところに、著者のこだわりが見える。仏像初心者よりも、ある程度知識のある人が読んだ方が面白いかも。2010/01/11
小葉
3
○ お笑いインタビュー形式の仏像入門の書。おふざけが過ぎるのでは？と思われる箇所もあり、真面目な方は目くじらがたっちゃうかも。仏像超初心者に私には、へぇと思うこともいろいろ。仏像の写真があれば嬉しかったのだけど。webで画像検索しながら読みました。[z]2009/12/15
