内容説明
「狭い門から入れ」「良い妻を持った夫は幸福である」これらは聖書の名言ですが、何かの折に、耳にされたことのある人もいるのではないでしょうか。「そんなこと言われても、聖書って何だか説教くさいし、あんな分厚い本を読み通すなんて…」というのも、ごもっとも。しかし、仕事でふと落ち込んだとき、人間関係でつまづいてしまって、前向きになれないときなど、聖書の知恵ある考え方があなたの気持ちを軽くしてくれるとしたらどうでしょう。本書は聖書の名言をピックアップし、興味のある名言だけを拾い読みできる構成になっています。心が疲れ気味のとき、ぜひこの文庫をぱらぱらとめくってみてください。
目次
第1章 聖書に親しむ―世界一のロングセラーを知る(旧約と新約、二つの聖書(ルカによる福音書・24章27)
イエスという呼び名(マタイによる福音書・1章24‐25) ほか)
第2章 日々の生き方を省みる―現代人を目覚めさせる聖書の名言(人の心は神の似姿(創制紀・1章26‐27)
神はいつ、どこにでも(詩編・139編9‐10) ほか)
第3章 苦しみと悩みから自由になる―逆境で前向きになれる聖書の名言(光は深いやみのうちでこそ輝く(創世紀・1章2)
主は暗やみのなかに住む(列王記上・8章12) ほか)
第4章 愛と正義を考える―より強く、大きな人間になるための聖書の名言(愛はおのずと起こるもの(雅歌・2章7)
愛とねたみは激しくむごい(雅歌・8章6) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
11
KindleUnlimited (No30-) 聖書のことをユダヤ教では<ミクラー>と呼ぶ。ヘブライ語で「朗誦するもの」と言う意味。律(トーラー)、預言者(ネヴィーム)、諸(ケトゥビーム)の三部構成であり、三者の頭文字をとって『タナハ』とも呼ばれる▼(No291-) 旧約聖書は種々の異なった作品を集めて一つの本に合成したもの。その際に、相互に矛盾する記載内容も、平気でそのまま載せている。矛盾を矛盾として呑むこと、そこに「神の書」としての偉大さがあるのだろう。2022/02/01
piece land
0
何回も繰り返して読みたい本2010/07/23