内容説明
鍛えれば、大人も頭がよくなる! 大事なのは背後に流れる文脈を読み解き、現実を把握する力。「再生」「再構築」「アイデア」「型」の四段階から、曖昧に語られがちな「頭のよさ」の秘密と秘訣を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なると
18
要するに空気が読めて、自分を関わらせた意見や感想を交えて話をする事が頭がいい事【備忘録】「頭がいい」状態が訪れると人は幸福感を感じる。これまで解らなかった事が理解き、意味をつかまえた時のスッキリ冴え渡った感覚が幸福感に繋がる/頭ががいいわるいを他人と比較するのは意味のないこと/現実を把握する力こそが本当の頭の良さ。相手の言ってる事考えている事等の脈絡をつかむ事、場の空気が読める事が頭がいいこと/因数分解を計算方法と覚えていても役に立たないが、系統立てて整理する1つの方法として重要な思考法と意識を持つ→2016/07/09
たくのみ
12
どうしても、「頭がいい」=クレバー、というニュアンスでとらえてきたが、斉藤先生のいう「すっきり感」「心地よく痺れる感じ」こそ、頭がいい状態という。「場を読む」「文脈を読む」ちからを身に着けて、自と他の関係をとらえること。自分からあふれるものをメモしたり、映像とつなげる、人に語る…様々なノウハウが提示されていた。「社会的価値を見出すことが本当の頭の良さ」うーん。これが一番難しい。2014/07/27
こじ
3
文脈力を鍛えると深みのある話ができるようになる。 では、文脈力を鍛えるためにはどうするか? それは本を読む時に3色ボールペンを使い、最も重要な部分を赤で印付け、客観的に重要と思われる部分を青で印付け、自分が面白いと思う部分を緑で印付けしながら読む。 この方法が良い理由は主観と客観を意識することができるようになることです。 例えば、結婚式のスピーチで、客観的な話ばかりでは面白くない。かといって自分のことばかりでも面白くない。そのバランスをしっかり考え、練り込んだものが面白い。 だから、本を読む時に練習する。2016/12/17
ねこ
2
斉藤考の意味の噛み砕きが心地よかった。文脈力とは人の感情世界を汲み取り、相手と自分の文脈を絡める能力である。心地よく疲れるということが大切である、頭を鍛えることは一種のスポーツである、場は文脈の集積である、個人のイメージで言葉に質感を与えるなど気づきを貰った。「今、自分は何のために何をやっている」と説明できるようになること、何事も起承転結を意識することを今後の目標としたい。現国の問題は思いやりを養成する体操だと久々に解いて思ったので、これを機にセンター試験の問題を漁りたい。2012/10/16
春乃月依
1
齋藤さん、やっぱりすきです。面白いし、わかりやすいし、ついチャレンジしたくなる。 頭の良い状態を作る。勉強したくなりますね、本を読みたくなりますね。とりあえず、宮沢賢治、夏目漱石あたり、読みたくなりました。頑張って、読んでみようかなぁ。。宮沢賢治、アメニモマケズ、だいすきです。2016/05/08
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