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内容説明
いまの日本人は、大切なものを失っている。それは、物事を「身に染(し)みて」考えるという姿勢。
言い換えれば、「身体脳」で考えるという生き方を。
沖縄古伝空手心道流師範であり、
つい数年前まで上場企業グループ会社の経営者でもあった著者には、そう思えてならないといいます。
そんなありさまだから、経済の低迷からはなかなか脱却できないし、社会不安も増大する一方だとも。
そこで、著したのが本書です。「身体で考える」ためには、何をすればいいのか。
たとえば、正座して礼をするという、ごく基本的な体の動かし方のなかに、
どれほど豊かな文化的背景があるのかを著者は説き、実際にやってみるように促します。
本書を読みながら体を動かすことによって、
あなたのなかに、底知れぬ力が湧いてくるのが実感できるはずです。
*目次より
◎日本人であることの誇りと自信を取り戻す
◎「身体脳」で覚えたことは、決して忘れない
◎本当の強さを生み出す「統一体」
◎仕事にも生きた武道の心得
◎「調和融合」の世界こそ究極の強さ
◎武道の教えで超一流のスポーツ選手を育てる
◎「型」は人を生涯にわたって成長させる
◎身体に嘘のない生き方が家庭を守る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moon
1
タイトルに興味を持って、手に取ったけど、ちょっと馴染めなくて流し読みしてしまった。でも、最後の辺はなかなか面白かった。守破離。心技体の一致。疎かにしがちだけど、何事も基礎と言うか型が大事なんだと思う。2009/11/17
さべお君
0
日本人として武道を極めたいと考えさせられる。身体脳、頭で考えない。2016/11/10
Tanaka Daichi
0
心のライトを照らして生きる。身体で感じる。とにかくサンチン。2015/03/16
紗世
0
頭で考えるのではなく、身体脳を鍛える。武道のみならず、普段の生活から仕事、政治にまでいえる。昔の日本人は毎日の生活から身体脳を鍛えていた。今現在、武道をしている日本人でさえなかなか持ち合わせていないこれを、生活に生かしていた。その作者の主張には非常に納得させられるものがあり、中に紹介されているお辞儀や立ち方を実践して、「調和融合」の世界を少しでも体感してみたいと思った。考えてばかりいるのではなく、只管に稽古に励むべきだと教えてくれた。2012/09/12