中経出版 社長は「人」に頼るな、「仕組み」をつくれ！

著者名：山田博史

KADOKAWA（2012/04発売）

• ISBN：9784806135081

内容説明

「これだけ働いているのに、どうして会社が伸びないのか？」当時私が、自分自身に問いかけていた質問である。負けず嫌いの私は、どうしてもその状況が許せなかった。そして、会社を成長させるためには何が必要なのかを必死で探した。そして、たどり着いた答えが会社の「仕組み」である。私の経験からすると、売上３～４億円までは、「仕組み」がなくても頑張れば何とか到達できる。しかし、１０億円を超えるためには、必ず「仕組み」が必要になってくる。私はそのことに気づいたのである。（本書より）
本書では、「売上１０億のカベ」を越えられないという中小企業の経営者に向けて、個人の力に頼るような経営スタイルではなく「誰がやってもうまくいく仕組み」を作ることの重要性を著者が自らの経験をもとに解説します！

目次

第１章　営業の仕組みをつくれ！（営業の頭の中をインストールし直す　「営業の限界値」を教える　「営業の限界値」を教える　営業にしゃべるのをやめさせる　商品知識を覚えさせる　営業への適性えを見極める　社長が営業の現場から退場する　「トップ営業マン」はつくらない　教える人をつくる　営業のすべてをマニュアル化する）
第２章　マーケティングの仕組みをつくれ！（集客・営業設計図をつくる　マーケティングのノウハウを取り入れる　会社が成長できる「マネの仕方」　マーケティングスタッフ、広告ライターを育てる　あなたのお客さんを探す　ネットで集客ができるようにする）
第３章　社内マネジメントの仕組みをつくれ！（クレドで経営者の考え方・スタンスを伝える　社員との接し方のルールをつくる　若手に仕事を任せて育てる　女性社員を伸ばす　自分で目標を設定・評価させる）
第４章　採用の仕組みをつくれ！（中途採用と新卒採用の現実を知る　会社の見せ方にも工夫をする　採用ホームページを充実させる　新卒学生面接のポイントを整理する　中途採用面接のポイントを整理する）
第５章　会社のミッションを伝える仕組みをつくれ！（ミッションを掲げる　ミッションをつくる際の注意点を確認する　ミッションを社員に語らせる）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Sachi]

社長から見た社員という目線は大切だと思う。多少耳が痛いなという部分もありました。

2015/03/10

[yuhki1216]

2010年3冊目：★★★☆☆　経営者の悩みがよくわかる本です。ただし、これが仕組みかどうかは怪しいところがあります。仕組みも担当者による部分がかなり大きいと思われます。まとめはこちら　⇒　http://takeshi1111.blog44.fc2.com/blog-entry-72.html

2010/02/14

[Takuya Kumamura]

社長だけでなく、チームビルディング、マネージメントを意識している人にとっても参考になる本。 また、就職活動生にとっても採用に関する話は、参考になると思います。

[よねちゃん]

ビジネスの基本はまねをすること・・・同感です。

2009/11/28

[復活!! あくびちゃん!]

小規模の自営業者や企業したばかりの社長向け。その対象者から見ると、全般的に網羅されており良いと思うが、一つ一つが浅く、それぞれの項目について別途勉強する必要はあると思う。「エピローグ」には共感したが、それ以外は今一つでした。

2010/01/26