内容説明
大河ドラマに騙されるな! あの歴史上の人物は本当に偉かったのか? 小説やTVドラマにより捏造され続けてきた日本史の偉人たち70人の評価の変遷を追い、その知られざる実像に迫る。盛り上がりを見せる安易な歴史ブームにあえて一石を投じる1冊。
目次
第1章 古代の10人―聖徳太子はやっぱり偉かった?
第2章 平安・鎌倉・室町の9人―天皇から将軍までを辛口診断
第3章 戦国時代の12人―No.1は秀吉!信長、兼続は?
第4章 江戸時代の11人―家康は本当に名君だった?
第5章 幕末の9人―激動期の英雄たちの偉人度は?
第6章 明治の9人―岩倉具視、大久保利通の評価を正す
第7章 大正・昭和・平成の10人―原敬から小泉純一郎まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
23
う-ん。前に著者の「歴代総理の通信簿」も読み、まあそれなりに納得感のある内容と思いましたが、残念ながら本書はその域にも達してないと思います。より古い歴史上の人物であればこそ、評価をする根拠が薄れるからでしょうか? ただ一つ納得したのは、東条英機の評価で「戦争を始めたことより止めなかったことが罪」という部分ですかね。2014/10/05
みつ
15
先に読了した司馬遼太郎の『峠』における主人公、河井継之助に対する自分なりの評価は低いままで、それにはどうもこの本が影響していると思い出し、再読。河合の偉人度は10点満点の2点と散々だが、日本史の70人の歴史人物に彼を挙げるのも不思議。ドラマや小説の「偉人」像に異を唱える意図もあったのか。世評に反して奈良時代の恵美押勝、明治の元老山県有朋らの評価が高く、秀吉に対して家康、吉宗が低い評価に留まり、大隈重信は首相在任中の評価1点(東條英機と並び最低)が祟り全生涯の採点も抑えられるなど、著者独自の視点が興味深い。2026/02/14
パパパンツ・ママパンティ・寺
8
採点方式で話題になった福田和也『作家の値打ち』『総理の値打ち』のアイデアを拝借して、歴史人物の通信簿もので世に出た八幡和郎の本。ではつまらないかと言えば、所がどっこいこの人の本はいつも面白い。採点するだけの基準の持ち主である。卑弥呼を『女酋長』近藤勇を『ヤクザのボス』と言い切る痛快。一番痛快なのは保科正之に対する酷評。真っ当である。世界的視野と経済的視点の無い人が嫌いというのは、著者の一貫した姿勢。読んでハズレの少ない書き手。八幡さん自信が『やや過小評価』である。2012/06/18
閃
6
名前と同時に点数を出す時点で、先入観が入ってしまう。タイトルは斬新だと思ったのだが、このような手は好かない。読んでいく程に幻滅してしまった。2010/12/08
shigoro
5
70人の有名な歴史人物をダイジェストで学べるかと思ってよんだけど、どちらかというと初めからその人物を知っている人が読んで、「こうゆう考え方もあり、こうゆう評価になるのか」と知るための本のような気がする。だから知っている人物は面白く読めるが、知らない人物は意外と分かりにくいかも。まぁ評価というのは死後何十年経った後やその時代(バブル期、不況期)によってコロコロ変わるから一概に定められないんだよな。 2012/02/22
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