内容説明
西部邁が中高生に向けて語り尽くす!なぜ戦争は起こるのか、平和とは、憲法とは、そして、60余年前の戦争は何だったのか!?国際社会や核にもやさしく言及する注目の一冊
目次
第1章 戦争という言葉―理が情に溺れる
第2章 戦争から離れられない人間性―命たちが命をかけて張り合う
第3章 戦争の論理―侵略と自衛の別がある
第4章 大東亜戦争の正義―「英霊」を想念してみよう
第5章 現代の戦争―大国は小国を自分の歩兵とみなす
第6章 「戦後」という平和惚け天国―保護領の住人は大人になれない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Honey
8
先日、自裁された西部邁さんの本、以前購入して放置してあったのをあわてて読みました。 2009年発行ですから、もう9年前。 ご自身が人生でいろいろ学び考え得てきたことを、若い人へどうしても伝えたくて、という意志がひしひし伝わってくるような気がしました。 14歳って…つまり武士なら元服の年齢。なるほど、です。 しかし、敗戦後思考停止している多くの大人にも、いい本かもしれません。2018/02/01
bay404
1
西部氏の持論が簡潔に書かれた本。しかし14歳でこれが読めるとは思えない。2011/02/20