利益第二主義 - 過疎地の巨大スーパー「AーZ」の成功哲学

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利益第二主義 - 過疎地の巨大スーパー「AーZ」の成功哲学

  • 著者名:牧尾英二
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • ダイヤモンド社(2009/10発売)
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  • ISBN:9784478009697
  • NDC分類:673.8

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内容説明

鹿児島県の田舎町に日本初の24時間営業大型店を出店し、躍進を続ける「A-Z」。効率を無視したオール品揃え、集客チラシは年3度の催事だけ、マニュアルも社員教育もなし、買物バスの運行、5%キャッシュバックなど、各界から注目を集める「A-Z」の創業者が、不況にも強いユニーク経営の秘密を語る。

目次

序章 過疎地で奮闘する二四時間営業の巨大スーパー
第1章 素人だからこそ、お客様目線で前例否定できる
第2章 安さを実現する常識破りのローコスト経営
第3章 効率はいっさい無視、生活必需品はオール品揃え
第4章 損得を抜きにして、お客様を常に優先するサービス
第5章 従業員は自ら育つもの、マニュアルでは育たない
第6章 取引先もお客様、地域とどう共存するか
終章 小売業は最後まで逃げ出してはならない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

10
素人の強みは業界の色に染まってないので素直にお客の話を聞き素朴にひたむきに役に立つ事を考え仕事に取り組んでくれる。経験者が活躍するどころか顧客視点に無意識的に立てる強みが出る。現場の第一線で接する社員が顧客の行動ニーズを掴んでいるので販売、仕入、陳列など任せる事でお客様目線が反映されマニュアルを廃止し自発主義で一人一人が気が付いた時に対処し日々の仕事の中で顧客の動きを見て接していると時代の変化が分かり毎日気が付いた事を仕事に反映させて行く事で結果的に会社も進化し社員も進化している。2015/01/27

Kentaro

1
ダイジェスト版からの要約 AZでは、店に都合のよい効率的なオペレーションは敢えて行わない。効率が良くて喜ぶのは、売り手側だけだからだ。地域の生活者に貢献する事が私どもの信念であり、消費者の利便性を第一に考えて利益は二の次に考える「利益第二主義」を掲げて、会社を経営しています。「AからZまで生活必需品はすべて揃える品揃え」で、日々の生活に必要なものはすべて置くことにしています。「死に筋」と言われる、年に数個しか売れない商品でも売り場に置いてあるのは、日々の生活でそれを必要とするお客様がいらっしゃるからです。2018/06/27

無職のhkmaro

0
AからZまで何でも揃う、という理念はAmazon.comのそれと同じ。「利益第二主義」というのがお題目に過ぎないのかどうかは置いておくとして、それより重要なのは、高齢化した過疎地で成功しているということだろうと思う。赤字部門を敢えて残してトータルで利益を出す、という考え方が結果的に公共的なサービスを可能にしているらしい。来店回数と客単価を上げて商圏人口の限界を破るという発想が面白いけどそれを可能にしてるのはやはり規模(面積)のパワー。大型店舗にはこういう類型もあるというのは面白かった。2014/06/18

かぶとむし

0
結構、やっている事と、言ってる事が矛盾しているように思う。結果から始まる、理論構成。気づいてる人は、どれくらいいるのかな・・・2013/08/02

ハザマー

0
スーパーで定番のチラシなし、人口の多く集客出来る場所ではない地域での出店で成功している地域密着型大型店舗。正に利益第二主義で利益あげるビジネスモデル素晴らしい。2012/07/25

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