内容説明
どんなことがあっても関わり合いになりたくない男。大黒にとってそれは褒め言葉だ。記録的な猛暑のなか、黒シャツに黒々とした顎鬚、毒蟲と異名を持つ別れさせ屋だ。恋人の志保が通称・溝鼠の鷹場にたぶらかされたことから、根深い復讐心を抱く。一方、鷹場は、何よりも金に執着し、軽蔑されることなど屁でもない逞しい生命力を持っていた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★グラスハート★
77
1.0 新堂冬樹の作品は当たりはずれが大きいと感じる。終始グロい描写が多いんだけど、現実感がなくてイマイチ入ってこなかった。 単純に怨みをもった同業者同士か命をかけて争うって話かな。2018/06/09
ヤジマ
37
主観点 7.7/10 冒頭の新堂先生の言葉。溝鼠、鷹場英一。お前のような悪魔を描き切れるのは私しかいない。…そうでしょう。きっとそうだと思います。澪の不在でエロが減退したものの、大黒の参戦で新堂先生お得意の虫要素が追加。前作を優に超える胸焼けを体感した。虫嫌いの読者が読んだら卒倒は不可避。壮絶を極める虫を駆使した拷問は、眉間に皺なしで読めない。女性にムカデを突っ込み子宮を食い破らせる。アブに刺されまくった皮膚を掻き毟り犬の糞を塗り込む。先生。一体どんな精神状態で執筆してるんですか。。個人的なMVPは鉄吉。2021/05/17
ゆき
8
非道い…非道い…非道い…グロバイオレンス…作者の冒頭文の通りのものがこの本にはある。これだけの変態どもを描ききることに畏怖を覚えるが、途中でこの本を閉じなかった自分を嫌悪する。なんで?これはその筋の人向けの専門書であるべきで、一般人が読む本ではないよ…もし人にこれを勧める人がいるのなら、そいつは間違いなく変態です。気分悪…(⭐️⭐️☆☆☆)2014/02/09
ななみー
6
本屋の店長が奥田英朗の最悪を超える最悪だって言ってたんで読んでみた。確かに最悪だった。グロい。精神がイカレそうだった。2009/10/04
Thinline
5
読んではいけないと後悔しながら読む。ゲスの極みです2019/02/26
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