内容説明
その時代の流行や技術をいち早く取り入れながら進化を続け、“時代を映す鏡”ともよくいわれる「おもちゃ」。本書は、そんなおもちゃの成り立ちや興味深いエピソードを通じ、当時の世相や人々の暮らしぶりを垣間見ることで、“誰もが好きな”おもちゃの真の魅力に迫っていく。「歴史に刻まれた“ガンプラ”ブーム」「超合金マジンガーZの「超合金」ってなに?」「プラモデル誕生にまつわるウラ話」「おもちゃの兵隊がつくられたワケ」「鉄道玩具が世に出たのはいつ?」「消しゴムではないのに「キン消し」!?」「カプセル玩具の成り立ち」「コンピュータゲーム時代の到来」「聖徳太子はお手玉で遊んでいた」「ヨーヨーは江戸時代にもあった!」…などなど、懐かしいおもちゃたちの知られざるエピソードに、童心に返りながら驚嘆すること間違いなし!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
San fairy Ann
5
栃木にあるバンダイのおもちゃミュージアムのひとがおもちゃの歴史・社会的背景について、ひとつのおもちゃにつき2,3ページでさくっと書いたもの 終戦直後にブリキの米軍車がはやったとか、おもちゃの素材の進化とか雑学的になかなかおもしろい話が多いし、なんとなく遊んでたものだけど文化史の中に位置づけられるのはかなり興味深い ところで車のおもちゃに触れながらミニ四駆に一切触れられなかったのは異様な気がしたけどタミヤとなんかもめたのかしら2015/03/11
Seiya Suzuki
3
バンダイミュージアムに所蔵されているおもちゃを中心に、その制作秘話や人気の秘密などのエピソードについて述べられている。 この本を読んで思ったのは、子供は大人のマネをしたがるということ。 女の子は育児や家事の予行演習になるおもちゃで遊ぶ傾向が強いし、男の子は携帯電話のおもちゃで遊んだり車の模型が好き! さらに男の子は、勝負や強さ、かっこよさ、メカニカルな要素も大好き! たとえば昔ながらのベイゴマなどは、負けたら自分のコマを相手に取られるので真剣勝負で盛り上がる!そのかっこよさの進化形がベイブレード!2012/07/20
kanako
2
バンダイコレクションセンターの所長によるおもちゃウンチク話。戦後輸出されたおもちゃに「made in occupied Japan」のロゴがあったこと、子供の身代わりとしての天児、宣教師による幻灯機の利用など、世相に関する部分は特に面白く読めた。歴史との繋がりが見えるとワクワクしますよ。2014/09/10
バードさん
1
バンダイミュージアムに行ったので、振り返りとして読んだ。おもろい。2018/03/22
刷子筆男
1
俗なお宝本ではなくキチっと書けているが、編集方針からか安っぽいタイトル。あと、バンダイ社員が書いてるゆえに、自社ヨイショ、他社は適当、のきらいはある。2011/02/02
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