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内容説明
小学生の時に「アパート」に感動し、アパート建設・経営こそ自らの天職と決めた沢田嘉農氏は12歳から製材一筋。その他の建築技術も瞬く間に独力で身につけ、裕江夫人と「100年もつマンション」「笑みがこぼれるマンション」の建設を目指した。2人の夢の結晶、沢田マンションは、設計から基礎工事、鉄筋組み、コンクリート打ち、配管、外装まで全て夫婦で建設した。型破りな夫婦の仰天人生を取材した痛快ドキュメンタリー!
目次
第1章 「笑みがこぼれるマンション」の理由(常識はずれのマンション哲学 時代を先取りした「ヒーリングマンション」 ほか)
第2章 「奇才誕生」秘話(型破りの「いごっそう」 「なんでも極端」な性格 ほか)
第3章 建てては売る新婚時代(「火」と「鍋」の結婚狂騒曲 アパート・一軒家併せて300所帯)
第4章 悲願のマンション建設の裏側で(一生の土俵を得る 100年もつマンション目指して ほか)
第5章 沢田夫妻が語りかけること(「知」とは何か 嘆く人と楽しむ人の違い ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はち
5
高知で一番有名な建物…と言えばやはり沢田マンション。このご夫婦は幡多の人だったんだ。中村に立てて欲しかったと言うのが本音。聞き覚えのある土地の名前がたくさん出てきた。幡多の昔のことが少し分かった。2011/02/28
katta
5
高知市街地から車で10分のところに、100世帯を収容するマンションがある。外観からちょっと変わっているけれど、この建物をまさか夫婦ふたりで建てたとは誰も思うまい。1971年に第一期が完成してから、少しずつ手直しをし、一部屋も同じつくりがないという。エレベーターは使わずに緩やかなスロープで昇り降りし、ベランダは仕切りがない。進歩的な感覚で驚かされる。いやー面白かった。2009/10/23
Nakamura Chinami
3
感銘受けすぎてご本人に会いに行くことにしました★沢田マンションの方とつながりも出来たし高知県にいざ◎http://s.ameblo.jp/saaaa1up/entry-11319717225.html2012/08/05
はらへりこ
3
このご夫婦はとてもすごい方々だと思う。だけど、生き方が苛烈すぎて、私には怖い。2010/01/12
あんこすた
2
読書会の課題本だったので。建築やアーティスト志向の好きな人はかなり読んでて熱くなるのでは...実際の建物を見にいく方も多いらしいですね。私はイオンの帰りに見ます。2013/06/25