講談社基礎物理学シリーズ 振動・波動

著者名：長谷川修司【著】

講談社（2014/07発売）

• ISBN：9784061572027

内容説明

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振動と波動はありとあらゆる物理分野で見られる普遍的な現象です。しかし、振動と波動は、微分方程式といった高等数学に頼って説明されることが多いので、重要でありながら初学者には学びにくい傾向があります。本書は、高等数学の理解を蔑ろにしないのはもちろんながら、例題に重点を置くことにより、振動と波動を物理現象として実感をもって習得できるようにしました。

目次

さまざまな振動・波動現象
単振動
減衰振動
強制振動と共振
連成振動
連続体の振動
１次元の進行波
波の性質
波のフーリエ解析
２、３次元の波
媒質を伝播する現実の波
波と量子
回折とフーリエ変換

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やす]

岩波のシリーズよりレベル低めでちょうど良かった。 教養レベルには十分。

2016/11/01

[かとう あき]

読み物として良かった。数式が単にならび、何も説明のない本よりかなりためになる。身近な現象を例に波を定式化していくので、数学的な厳密性には欠けるが、その点では他の入門書も同様であり、実感が伴う分こちらの方がよい。分量も一日で読み終わるくらいなので入門書としてちょうどいい。

2013/07/22

[さくっち]

基本的な部分だけど、自分の勉強不足なことが明らかになった。ざっくりな教科書だったから、細かい部分は別の教科書で補っていきたい。

2013/06/22