- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
9割の社長・幹部は自分の会社のことを何も知らない。だから会社がうまくいかなくなる?。「お金の流れ」「儲かっているかどうか」「現場で何が起きているか」など、会社の動きを見える化する方法を紹介した本。見えないから動けない。見えるからこそ、次の一手が的確に打てるようになる。株式会社武蔵野を増収増益の企業に育てあげるとともに、現在では300社以上に経営指導している小山昇氏が、これまでの経営ノウハウをまとめあげた集大成となる1冊。
目次
第1章 「社長の思い」の見える化
第2章 「お金の流れ」の見える化
第3章 「儲かっているかどうか」の見える化
第4章 「現場の仕事」の見える化
第5章 「情報」の見える化
第6章 「評価」の見える化
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
42
中小企業の社長の多くは、「無手形、無借金経営」を目指そうとする。これは間違いだ。「無手形」は正しい。けれど、「無借金」は基本的にありえない。本当に「無借金経営」が正しいのなら、銀行はすべて潰れてしまう。これだけたくさんの銀行が存在しているのは、「通信簿の成績がいい社長」でさえ、お金を借りているからだ。 銀行は、お金を貸して利子をもらうのが仕事ですから、貸せるものなら貸したいと思っている。だが、見ず知らずの相手に貸すほど甘くない。信頼できる相手を選ぶのだ。 銀行は、過去の成績に基づいて融資をするのが基本。2020/05/20
西郷どん
4
給料やボーナスの違いと金額の決め方がわかりやすかったです。 給料は勤続年数でお客様からもらう。賞与は半年ごとの結果で社長からもらう。 何でも見える化すると不満が少なくなるんですね😃武蔵野の仕組みは分かりやすくて、社員の気持ちを汲み取ってると思いました。2020/04/05
もち
2
徹底した仕組み化と曖昧さの排除、株式会社武蔵野式の管理を行っている会社は経営哲学の浸透度合いが半端ない。サンクスカードや経営計画発表会、経営計画書、会社を見える化することで、従業員の自発的行動に結びつけた事例。いえば簡単、行うことが難しい。でも、企業経営の本質。社長の言動の見える化によって社員が動く組織。勉強になった。2022/09/14
加藤雄志
1
古き良き日本企業の経営手法の話。 この経営手法をどうアップデートしていくのかが、今後の鍵になってくると思われる。2020/03/07
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 見える化とは、結果だけでなく、結果に至るまでのプロセスが含まれる。なぜプロセスを見せる必要があるのか?それは、プロセスがわからなければ、次の行動を起こせないからだ。いきなり「青」から「赤」に変わるのではなく、その間に「黄色」があります。「黄色」というプロセスがあるからこそ、いち早く次のアクションを起こすことができる。プロセスが見えるからこそ、人は「やらなければならない」気持ちになるのです。部下にトンチンカンな指示を出すことがないよう、まず「現場の仕事」を覚えなければいけません。2018/06/27