妖かし恋奇譚

著者名：かまたきみこ

ぶんか社（2013/05発売）

• ISBN：9784821188796

内容説明

刊行中!!KATANA（カタナ）のかまたきみこが贈る人と物の怪が織りなすファンタスティック時代劇!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海藍]

眠れる森の美女やくるみ割り人形など、バレエ作品をモチーフにした妖かしの物語。バレエを知らなくても読めるけど、逆にあまりモチーフが活きていない。モチーフをあまり考えないで読んだ方がすんなり入るかも。

2013/07/20

[ホルグルゥ]

バレエの内容を知っていたらもっと楽しめるのかも？。アレンジの仕方が独特で元ネタはスパイス程度なのかな？。どのお話しも女の子が生き生き！（幽霊でさえ）。もう少しじっくり長い作品としてもよかったのではないかなと思う作品もあり。

2011/02/07

[しまめじ]

バレエの有名なネタを元にした江戸時代のコイバナなんですが、アレンジの仕方が本当に面白い。ジゼルの明るい前向きなオチには驚いた！死人なのに前向きってのも変だけど。出てくる女の子がどれもパワフルで自分に素直なのがいい。かまたさんの書く女の子はみんな自分の人生を生きてるなぁ。そこが好き！

2010/12/28

[きじとら]

バレエの戯曲を下敷きに、お江戸で起こる恋と妖の物語を描いた短編集。どの話もユーモラスで、ヒロインが元気！ 個人的には「スリーピング･ビューティー」の解釈が面白かったです。自分の運命を他人の手に委ねることを止め、自らの足で歩き出すために眠り姫は目覚めた…力強いアレンジです。

2010/12/14

[てんてん(^^)/]

借り読み。　バレエを江戸時代に。。。変わった発想だなあ。。。妙にカラッとした感じなのは元ネタが洋ものだから??

2010/08/04