内容説明
誰でも経験する「老・病・死」。そのつきあい方を仏教の教えをもとにやさしく説く。「苦」を知り「気楽」に生きるためのヒント。【主な内容】第一章 こだわりなく生きよう 第二章 「老い」こそ人間本来の姿 第三章 「そのまんま・そのまんま」 第四章 死に方の心配をしない 人生はなるようにしかなりません。じっくりそのまんま楽しみましょう。 「世間の標準」など気にせず、ありのままの自分でいいんです。 金持ちになるために不幸な人生を送るのはやめましょう。 世の中のほとんどは「苦」――思うがままにならないことです。 人生の苦楽を選り好みせず、全部しっかりいただきましょう。 病気も貧乏も縁。そのまんま幸せに生きればいいんです。 「疲れてから」休むより、「疲れないように」休みましょう。 若い時も、中年、老年も、それぞれの「人生のこく」を味わいましょう。 死ぬときのことを心配するより、現在をしっかり生きればいいんです。
目次
第1章 こだわりなく生きよう―「こうせねばならない」と苦しむより、のんびり楽しく生きればいいんです(人生の雨―傘が役立たなければ、じっと雨宿り あきらめ―天命を知り、真理を明らめる ほか)<br/>第2章 「老い」こそ人間本来の姿―人生は思うがままにならない「苦」だらけ。年とともに苦味をじっくり味わいましょう(隠居―死を迎える準備の期間 美しく老いる―野心や欲望を抑えて年相応に ほか)<br/>第3章 「そのまんま・そのまんま」―病気も貧乏も怠け癖も縁。そのまんま「幸福な病人・貧乏人・怠け者」になればいいんです(一病息災―病気と仲良くしよう 逆境での幸福―病気、失恋でも幸せになれる ほか)<br/>第4章 死に方の心配をしない―死ぬことなんて考えても仕方ありません。現在をしっかり堂々と生きればいいんです(最期の幸福―孤独に最新の治療か、子どもの看病か 死生有命―人間の生と死は天命 ほか)
感想・レビュー
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コージー
かのこ
0422
yomineko@ヴィタリにゃん