ビームコミックス<br> ファイトじじいクラブ

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ビームコミックス
ファイトじじいクラブ

  • 著者名:山本健太郎【著者】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2014/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047260450
  • NDC分類:726.1

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内容説明

男とは!? 家族とは!? 永遠のテーマを問うた『ファイトじじいクラブ』。鮮烈なデビューを飾り人類最後の一日を描いた『空の下の人々』。絶望に沈んだ青年が陥った衝撃的体験『人になる』。数奇な運命を背負った少年の淡い初恋物語『目堂君は幸せ』。変身する漫才師の哀愁を描く『シショーカムバック』。限りなく切なく、しかしポジティブな人間ドラマが詰まった珠玉の作品集!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yakinori

6
ほとんどジャケ買い・タイトル買いに近かったのですが、これはかなり隠れた傑作と言えるんじゃないでしょうか。表題作+短編四本という構成です。とにかく表題作には泣かされる。短編はかなりシュールでショッキングな内容もあるので好き嫌い別れそうですが、根底にあるものは何か繋がっているように思えます。父方っ、母方っ!!2014/05/04

半木 糺

5
実に優しい物語である。日常の中にある悪意や失望を描くことが作者は非常に巧みである。それでも読後に爽やかなものが残るのは、安易なハッピーエンドに逃げ込まず、登場人物それぞれが自分の足で幸せをつかんでいく過程を丁寧に描いているからであろう。特に末尾の作品「シショーカムバック」は青年期の男性の父性に対する感性を見事に描き上げている。万人に読まれるべき隠れた傑作である。2009/11/13

よしゆき

4
他の人が書いているように表題作は本当に傑作。「友情」「勇気」「努力」は少○ジャ○プじゃなくて、父方と母方のじじいに学んだのだな。じじい2人の孫への愛情がグッときます。シュールな部分もあるのだけど、本当に良い話だった。他の短編集はちょっと風変わりな作品が多くて好み分かれるかも。表題作ほどの完全度もない。ストーリーの発想力は凄いと思いますが。2012/11/13

朔風はっち

3
表題作の「ファイトじじいクラブ」は、じいちゃん好きにとっては落涙ものの傑作。まだ未読の方は是非読んでほしい。私は、この本を常に手元に置いて、何度も読み返しているが、何度読んでも素敵な本。他の短編も粒ぞろいで、山本さんの作品をもっと読んでみたい。2014/07/27

あさひ

3
ちょっとシュールで心暖まる短編集。表題作が素晴らしい出来です。夢の中でバトルする亡き母方父方の祖父たち。その闘う姿に孫のリュウ太は男の生き様を学ぶのです。苛めっ子に立ち向かい、親の離婚という、どうにもならない運命を受け入れる。健気で逞しいリュウ太の姿に励まされます。勇気をもらえるーーそんな常套句を恥ずかし気もなく言ってしまえる漫画です。2013/06/30

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