内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
真理の追求である哲学の主な課題は、存在論と認識論であり、このことは著者にとっても同様である。本書は古代から現代に至る哲学者の認識論を取り上げ、認識論が真に学びとしての認識論たり得るためには、いかに追求されねばならないかを問う。
目次
三木清の『人生論ノート』における個性の問題
探究の構造
ビュリダンのロバは餓死しない
フッサールの心理学主義批判
鏡にはなぜ左右が反対に映って上下は反対に映らないのか、という問いについて
アリストテレスの実体概念
三木清の『人生論ノート』における“主観的”と“客観的”の問題
言語哲学入門
真理についての考察
フッサールの相互主観性の現象学〔ほか〕